日経トレンディ

 「日経トレンディ2011年11月号(2011年10月4日発売)」では「得するポイント&クーポン活用術」と題する特集を掲載。航空マイルの価値低下など、ポイントやクーポン業界の激変と、それを踏まえた活用術について探っている。ここでは、ポイントサービスの新たなトピックの1つである「地下鉄ポイント」について探った。

 電車に乗る度に“乗車ポイント”がたまるサービス「ToKoPo」が、東京の都営地下鉄で8月から始まった。

 対象となる路線は、東京都交通局が運営する都営地下鉄、都電荒川線、日暮里・舎人ライナーの3つ。都営地下鉄と日暮里・舎人ライナーは1回の乗車に付き、平日は2ポイント(1ポイント=1円相当)、土・日曜、祝日はその倍の4ポイントが、都電荒川線は曜日にかかわらず1ポイントが、それぞれたまる。

東京都交通局はタレントの木下優樹菜を起用してToKoPoの普及に力を入れる
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 ポイントをためるには、「ToKoPo」に入会したうえで、都営地下鉄の各駅に設置されているポイントチャージ機で、記名式PASMO(クレジットカード一体型を含む)とのひも付け登録をする必要がある。登録した記名式PASMOで乗車することで、ポイントがたまるようになるわけだ。また、たまったポイントは10ポイント単位でPASMOにチャージできる。

 注意すべきは、ひも付けできるのが記名式PASMOだけだということ。共通利用できるJR東日本のSuicaは対象外だ。

 地下鉄や私鉄に乗る際もSuicaを使っている人は多いはず。大阪、名古屋、福岡、札幌など、地方でも共通利用できるため、出張時に便利だ。加えて、ビューカードからチャージをすれば、ビューサンクスポイントが1.5%も付与され、ポイント還元率は高い。このSuicaから、ToKoPoとPASMOの組み合わせに乗り換えるメリットは、果たしてあるのだろうか。