スマートフォンの秋冬商戦が始まった。KDDI(au)は2011年9月26日にWiMAX搭載スマホなど6機種を発表。29日にはソフトバンクモバイルが11機種を発表した。秋冬商戦ではHTC、ZTE、デル、モトローラ・モビリティーなど海外メーカー勢が相次いで新機種を投入。アップルも新型iPhoneをまもなく発表する見込み。ここにきて海外メーカーの日本市場への攻勢が本格化している。
対する日本メーカーも、ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信など日本独自の仕様を盛り込んだ新機種を投入して迎え撃つ。おサイフケータイはモバイルSuicaが利用できるようになり、利用者拡大が見込まれる。グローバルスマートフォン(グロスマ)とガラパゴススマートフォン(ガラスマ)の2極化が顕著化しているスマートフォン市場。これまでのiPhoneかAndroidかだけでなく、グロスマかガラスマかもスマートフォン選びの肝になりつつある。
グロスマとは、海外メーカーが日本以外でも発売しているスマートフォンだ。代表機種はアップルの「iPhone 4」、サムスン電子の「GALAXY S II SC-02C」や、先日発表されたばかりの台湾HTCの「EVO 3D ISW12HT」など。画面が大きく、内蔵メモリー容量も大きいハイスペックなものが多い。スマートフォンの肝であるAndroid OSも最新のバージョンを採用していることが多く、アップデートもガラスマに比べて早い。国や地域に関係なく誰でもすぐ使えるように、ユーザーインターフェースがシンプルに設計されているのもグロスマの特徴だ。その半面、ワンセグやおサイフケータイ、赤外線通信などは備えていない。
対するガラスマとは、日本メーカー製のスマートフォン。ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信の3つの機能を備えるモデルのことだ。機種によっては防水機能、手書き文字入力、のぞき見防止機能なども備える。今までの携帯電話にあった機能をそのままスマートフォンで使えるので、乗り換えやすいのがメリットだ。ただし多機能な分、OSのアップデートに時間がかかったり、操作系が煩雑になったりする。











