東京ゲームショウ2011ビジネスデイ2日目の9月16日、「TGSフォーラム2011」の有料セミナーで「スマートフォン&タブレットセッション」が開催された。テーマは「スマートフォン群雄割拠時代到来! ゲームユーザーにもたらされる新しい可能性」だ。
パネラーとして登壇したのは、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ 営業本部 マーケティング部 統括部長の金子克之氏、日本マイクロソフト コンシューマー&パートナーグループコミュニケーションズ パートナー統括本部 シニアエグゼクティブプロダクトマネージャーの物部慶幸氏、ジャーナリストの林信行氏。
どういう人選かを補足しよう。ソニー・エリクソンはAndroidOSを採用したスマートフォン「Xperia PLAY」を、マイクロソフトは「Windows Phone」を販売している企業。また、林氏はスマートフォンの先駆け、アップルのiPhoneの立場を代弁していただく役割だ。つまり、「Android」「Windows Phone」「iOS」という、今後スマートフォン向けOSの主流となるであろう3つのOSの立場から意見を述べていただくのが狙いとなっている。
セミナー前半は、それぞれの立場から商品開発の経緯や商品内容、シェアの状況および今後の戦略などについてのリレートーク。続く後半は、モデレーターの渡辺敦美氏(日経トレンディネット編集長)の進行で、各OSの“強み”、既存のゲーム機やゲームソフトとの関係、ゲームエンターテインメント市場の動向などについてのそれぞれの立場からの見解、意見が述べられた。
セミナーから見えてきたのは、現在、モバイルコミュニケーションツールの主役がケータイからスマホに移行しつつあるのは間違いないということ。どのOSがスマホの主流となるかはまだ見えてこないが、OSとゲームソフトは密接な関係にあるため、OSの動向がゲームエンターテインメント産業に与える影響は大きい。
三者に共通する結論としては、どのOSが最大のマーケットを獲得するにしろ、そのプラットフォームであるスマホの機能は、消費者のニーズに合わせて多様化するだろうとのことだった。ゲームエンターテインメント業界からの参加者にとって、各OSの動向や将来的な展開、スマホの可能性などについて学んだことは、今後の戦略を練る上で有意義なものになったと言えるだろう。
(文/堀井塚 高)











