今夏は、各社からミラーレス一眼の新製品が多数登場した。いずれも小型軽量化し、シンプルな操作性を追求している。だが、やはり気になるのは画質だ。日経トレンディ2011年10月号(9月3日発売)では「極小デジタル一眼、どれだけ使えるか」と題し、各社の最新ミラーレス一眼を同一条件で撮り比べ、画質を徹底的に検証した。

 誌面ではチェックできない実写画像や、スペースの都合で掲載できなかった詳細な感度比較を、2回にわたって紹介していきたい。総合的なレビューを掲載した10月号の誌面と照らし合わせながら、最新モデルの実力をじっくりと見てほしい。

 評価したのは、ソニー「α NEX-C3」、パナソニック「LUMIX DMC-GF3」、オリンパスイメージング「オリンパス・ペン ライト E-PL3」の3機種だ。いずれも、この夏に発売された新機種で、初心者層をターゲットとする売れ筋モデルだ。

断トツの高感度画質に驚かされた「α NEX-C3」

ソニー
α NEX-C3
実勢価格:5万4800円(レンズキット)、
5万8800円(ダブルレンズキット)、
8万4800円(ダブルズームレンズキット)
発売日:2011年6月24日

 ほかの2機種よりもひとまわり大きなAPS-C型のCMOSセンサーを搭載しているのが特徴。最高感度もISO12800と高く設定できる。

 大型センサーと画像処理エンジン「BIONZ」の効果があってか、ほかの2機種と比べて高感度撮影時の画質は頭1つ抜きんでていた。低感度域での差はほとんどないが、ISO1600やISO3200でもノイズが少なく、実用的に使える高画質を維持しているのは立派だ。高感度画質で選ぶならば、間違いなくナンバーワンといえる。

▼ISO200
▼ISO400
▼ISO800
▼ISO1600
▼ISO3200
▼ISO6400
▼ISO12800
各社のミラーレス一眼ではノイズが目立ち始めるISO1600でも滑らかな画質を維持しており、ISO3200でも予想外の高画質だった。ISO6400でも十分なクオリティーを維持している。ノイズもフィルム写真的で、それほど目障りではない
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