2010年9月にモナコを出港、世界一周の航海を続けることで話題の世界最大のソーラーボート「トゥラノール号」が、2011年8月14日、香港のオーシャンターミナル前に寄港した。

香港の中心部であるビクトリア湾のオーシャンターミナル脇に停泊するトゥラノール号。ソーラーパネルが目を引く(画像クリックで拡大)

細い双胴部に太陽電池や電子エンジンが装備されている(画像クリックで拡大)

トゥラノールとは、『指輪物語(ロード・オブ・ザ・リング)』に登場する「太陽の力」という意味の語(画像クリックで拡大)

 ここまでの航行距離は約3万3640km。約1250万ユーロ(約14億円)をかけて造船され、太陽光発電のみを動力とするトゥラノール号は、寄港する先々で太陽光発電の実用性と将来性を啓蒙しながら、様々な世界記録を日々塗り替えている。停泊中のトゥラノール号の内部を案内してもらうと共に、その壮大なプロジェクトの全容について、フランス人船長のエルヴァン・ル・ルジック氏に聞いた。

航海歴20年のル・ルジック船長(画像クリックで拡大)