KDDI(au)は2011年8月25日、マイクロソフトの「Windows Phone 7.5」を世界で初めて搭載するスマートフォン「IS12T」を発売する。日本でスマートフォンと言えば、アップルの「iPhone」かグーグルの「Android」を搭載したものが主流。第三勢力となるマイクロソフトの「Windows Phone 7」がいよいよ国内に登場する。果たしてWindows Phone 7とはどんなOSなのか? iPhoneやAndroidを押しのけて選ぶ価値はあるのか? 日本マイクロソフトが先日開催した説明会からその特徴を見てみよう。

Windows Phone 7はWindows Mobileとは全く異なるOS

 Windows Phone 7.5(コードネームMango)は、2010年10月に欧米市場に投入されたWindows Phone 7の最新バージョンだ。マルチタスク、コピー&ペースト、日本語を含めた多言語対応など機能が大幅に強化され、いよいよ世界的に投入されることになる。

 マイクロソフトのモバイル向けOSというと、Windows Mobileを連想する人が多いだろう。しかしWindows Phone 7はゼロから開発されたOSで、これまでのWindows Mobileとはその設計思想や中身が全く異なる。

 Windows Mobileは元々PDA向けのOSとして登場したものだ。これをベースにした携帯電話もあったが、現在のスマートフォンに必要な機能、ユーザーインターフェースを搭載したOSとは言えなかった。そこでスマートフォン向けOSとして、根本的に作り直したのがWindows Phone 7だ。

Windows Phone 7は、これまでのWindows Mobileとは全く異なる、スマートフォン向けに設計されたOSだ。アプリの互換性はない (画像クリックで拡大)

Windows Phone 7.5を搭載するKDDI(au)の「Windows Phone IS12T」(富士通東芝モバイルコミュニケーションズ製)。2011年8月25日発売予定 (画像クリックで拡大)