HOYAが2011年8月31日に発売するミラーレス一眼「PENTAX Q」。実写可能なβ機を用い、ファンが気になる部分を実写でチェックしていきたい(画像クリックで拡大)

 HOYAが2011年8月31日に発売するミラーレス一眼「PENTAX Q」は、各社の最新モデルと比べても圧倒的に小型軽量なボディーが注目されている。多くのファンが気にしているのは「ボディーサイズがコンパクトデジカメ並みということは、画質もコンパクトデジカメと同等なのか?」「ボケ味はどれほどなのか」ということだろう。

 発売までいよいよ1カ月を切り、実写テストが可能な試作機が借用できたので、実写による試用リポートを掲載する。なお、掲載した画像は“撮って出し”のオリジナル画像ではなく、画像処理ソフトを用いて1000×750ドットにリサイズしたものだ。その点をご了承いただきたい。

付属のパンケーキレンズは標準レンズに近い画角で、風景撮影は苦手

35mm判換算で47mm相当となるパンケーキレンズ「01 STANDARD PRIME」(画像クリックで拡大)

 PENTAX Qは、レンズ1本付属の「レンズキット」(実勢価格は6万9800円前後)と、2本付属の「ダブルレンズキット」(実勢価格は8万9800円前後)がラインアップされる。どちらにも付属するのが、単焦点のパンケーキレンズ「01 STANDARD PRIME」だ。焦点距離は35mm判換算で47mm相当で、開放F値はF1.9となる明るいレンズだ。

 各社のミラーレス一眼に付属するパンケーキレンズは、35mm判換算の焦点距離が24~34mm相当となっており、28mmが平均的だ。それと比べると望遠寄りの設定であり、広さが要求される風景撮影や室内撮影では苦労することもありそうだ。

▼PENTAX Q(47mm相当)

▼E-P3(28mm相当)

同じ立ち位置から、パンケーキレンズ「01 STANDARD PRIME」を装着したPENTAX Q(左)と、標準ズームレンズの広角端(35mm判換算で28mm相当)にセットしたE-P3(右)で撮り比べてみた。28mmの画角はコンパクトデジカメや携帯電話でも一般的となっており、PENTAX Qは47mm相当のパンケーキレンズ1本では使いこなすのが難しそうだ(画像クリックで拡大)

※今回試用したボディーやレンズはβ版の試作機で、画質や機能は製品版と異なる可能性があります。