ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズの「Xperia acro」は、ワンセグ、FeliCa(おサイフケータイ)、赤外線通信など日本の携帯電話でなじみの機能を搭載したAndroidスマートフォンだ。NTTドコモからは「Xperia acro SO-02C」、KDDI(au)からは「Xperia acro IS11S」として発売されている。“ガラケー”機能だけでなく、高画質なディスプレイや独自アプリによる多機能なAV機能も特徴だ。夏商戦向けのスマートフォンの中でも注目度の高さは1、2を争う。今回はNTTドコモ版を使ってXperia acroの実力を試した。

 NTTドコモ版のXperia acroは、7月9日に発売され、調査会社BCNの週間売れ筋ランキングでいきなり1位を獲得(集計期間は2011年7月4日~7月10日)。大手価格比較サイト「価格.com」の注目度ランキングでもスマートフォン全体の1位と好調だ。

NTTドコモ
Xperia acro SO-02C
(ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製)(画像クリックで拡大)

軽くて堅ろう感のあるボディー

 デザインは今年3月にNTTドコモから発売された「Xperia arc」によく似ている。手に持ってまず感じるのは、軽くて持ちやすいこと。ワンセグチューナーやFeliCaを搭載したことで、Xperia arcよりも厚みと重さは増している。厚さは約11.8mm(最厚部約12.3mm)、重さは約135g。厚みはあるが、4.2型の大きなディスプレイを搭載していることを考えると十分に軽い。

 背面はXperia arcのようなアーチ形ではなくフラットな形状だ。角が丸みを帯びていて手によくなじむ。筆者の手は成人男性としては小さい方だが、持ちにくいと感じることはなかった。ホームボタンやメニューボタンなどがかなり端にあるように見えるが、実際に使ってみると配置に無理がなく、片手で持って安定して操作できた。

 NTTドコモからは3色のカラーバリエーションが発売されている。今回試用したブラックは、背面がサラっとしたラバー調の仕上げで滑りにくい。質感も高い。ほかのアクアとホワイトは光沢仕上げだ。

3.5型液晶を搭載するアップルの「iPhone 4」(右)と比較すると、やや縦長だ。重さは135g。137gのiPhone 4とほぼ同じ(画像クリックで拡大)

ボディーの端に「戻る」「ホーム」「メニュー」のボタンを備える。ボタンは押しやすく、手が小さめの人でも扱いやすい(画像クリックで拡大)

底面の縁はゆるやかな曲面になっていて手になじみやすい。各部分の局面や電源ボタンなどに質感の高さが感じられる(画像クリックで拡大)