野方電機工業
「Map Of Japan」
3150円

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周囲が暗くなると同心円状に色を変えて光る。この畜光印刷の光はかなりしっかりしている(画像クリックで拡大)

 野方電機工業のデザインプロダクト部(Lbtd design work studio)は、新しい印刷手法や紙の素材感を生かした大判のカレンダーを毎年製作し、一部で圧倒的な人気を誇る。

 畜光印刷の技術を生かした世界の夜景地図カレンダーや全天88星座カレンダーは、ロングセラー商品だが、その新作が「Map Of Japan」。つまり日本地図カレンダーだ。B2サイズの1年カレンダーで、暗くなると日本列島がぼんやりと光りる。

 しかも、このカレンダー、光っている様子をよく見ると、いくつもの同心円状に光がグラデーションになっているのが分かる。それだけ美しくもあるのだが、この同心円が実は日本各地の原子力発電所からの距離を表している。

 世界の夜景地図カレンダーには昔から世界中の原発の場所が印刷されていたが、これで改めて光と電気の関係を意識できるわけだ。いろんな意味で魅力的なカレンダーとして、今回のISOTで最も目を引いた製品の一つだ。

リヒトラブ
THE DESIGN MIND COMPANY「Note Book」
S横罫/方眼罫/無罫:1470円、L横罫/方眼罫/無罫:1890円

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中は、こんな風にリングバインダーになっている。写真はSサイズのもの(画像クリックで拡大)

 写真を見て、モレスキンの類似品と思う人もいるかもしれないが、実はモレスキン風デザインのバインダーノートだ。

 開くと、Sサイズ(9×14.5cm)は16穴、Lサイズ(13×21.3cm)は24穴のルーズリーフ風。リフィルも、旅行帳、ペットノート、カレンダーなど、システム手帳のような充実ぶり。模倣品と言われればそうなるだろうけれど(表3にポケットが付いている所まで!)、意外に使いやすそうな気がするのだ。固くて軽い表紙と、ゴムバンドで留められる形状、全体にシンプルなデザインと、従来のシステム手帳にはなかった機能性もある。

 モレスキン的なルックスから、いきなりリングノートが出てくるだけでも結構な衝撃だが、それがバインダーになっていて、中のリフィルが入れ換え可能。話題性もありつつ使いやすければ、本家本元が好きな人でも許せてしまうような気がする。問題は、リフィルが独自仕様のようなので、今後、長く作られ続けるかどうかという点だろう。