NTTドコモの「Windows 7ケータイ F-07C」(富士通製)は、スマートフォンサイズのボディーにWindows 7パソコンとiモードケータイを搭載した異色の携帯電話だ。iモードケータイとしてもパソコンとしても使える。ビジネスパーソンがよく利用する携帯電話とパソコンを組み合わせた携帯電話だ。Windowsパソコンとしての実力はどれほどなのか、仕事にどれだけ使えるのか。気になる点をチェックしてみよう。

 なお、今回は発売前の試作機を使ってテストしている。細部の仕様や動作速度が製品版と異なる可能性があることをお断りしておきたい。

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Windowsパソコンとしては世界最小

 携帯電話としては大きくて厚みがある。それでも軽くて幅がないので、手の小さな筆者でも片手で問題なく使える。Windowsパソコンとして使うときは、画面が横向きで固定されるので、両手で使うことになる。携帯電話として使うときは、縦横どちらの向きでも利用できる。

Windows 7搭載の世界最小パソコン「F-07C」。携帯電話として片手で使えるサイズだ(左)。QWERTYキーを備え、両手でも使える。パソコンとして使う場合は、横向き画面で両手操作が基本となる(右)(画像クリックで拡大)

 キーボードをスライドさせていない状態のサイズは、約125(H)×61(W)×19.8(D)mm。重さは約218gだ。アップルのスマートフォン「iPhone 4」と比べると平面サイズに差はあまりないが、厚みは2倍近くある(下写真)。

 Windows 7を搭載したパソコンとして見ると驚異的な軽さだ。例えば同社が2010年に発売したモバイルノートの「LOOX U」シリーズの重さは約495g。1/2以下の軽さになっている。富士通によると、Windows 7を搭載するパソコンとしては世界最小という。

アップルのスマートフォン「iPhone 4」との比較。キーボードを閉じた状態の平面サイズはスマートフォン並みだ。iPhone 4よりも少し縦長だ。重さ約218g。一昔前の大きめの携帯電話程度だ(画像クリックで拡大)