2011年6月13日、パナソニックがデジタル一眼の新製品「LUMIX DMC-GF3」「同 DMC-G3」を発表した(詳細はニュース記事を参照)。両機種とも従来モデルと比べて小型軽量化が図られ、それぞれ「ストロボ内蔵のレンズ交換式デジタル一眼としては世界最小・最軽量」「ファインダー搭載のレンズ交換式デジタル一眼としては世界最小・最軽量」の称号を獲得した。

 両機種の実機をいち早く入手できたので、それぞれの旧モデルと比較しながら検証し、どのように改良されたのかを中心にチェックしていきたい。

曲線が特徴的な「LUMIX DMC-GF3」、ボタン数やホットシューを削減して小型化

レンズ交換式デジタル一眼としては世界最小・最軽量を達成した「LUMIX DMC-GF3」(画像クリックで拡大)

 DMC-GF3は、パナソニックのデジタル一眼では売れ筋の「LUMIX DMC-GF2」の後継機だ。DMC-GF2が2010年10月発売だったので、わずか8カ月ほどでのモデルチェンジとなる。

 スペックや装備で見ると、DMC-GF2からの変更点は意外と少ない。フルオートモードの強化など、ソフトウエア面の改良が中心となる。撮像素子やタッチパネル式液晶のスペックはDMC-GF2と同等で、操作ボタン類の種類や配置もダイヤルを除けばほとんど同じ。ホットシューが廃止されたことで、クリップオンストロボやビューファインダーが取り付けられなくなったのが大きな違いだ。

 スペック面での驚きはないものの、本機の小ささは大きな魅力だ。14mmのパンケーキレンズを装着した本体を手にした印象は、デジタル一眼というよりコンパクトデジカメに近い。重量も、14mmレンズ装着時で319gにとどまる。「一眼の画質は魅力だが、持ち歩くには大きく重い」と考えている女性層には魅力となるだろう。

前面は、レンズマウントに合わせて大きく盛り上がった上部が印象的。盛り上がった部分にポップアップ式のストロボを内蔵する。グリップ部はホールドしやすいよう盛り上がりが設けられている(画像クリックで拡大)

3型液晶はタッチパネル式で、メニュー操作やピント合わせなどがダイレクトに実行できる。従来モデルでシャッターボタン後方にあった回転式のダイヤルは、4方向ボタン周囲のホイールに変更した(画像クリックで拡大)