2011年5月16日、NTTドコモは携帯電話夏モデルの新製品24機種を発表した。うちスマートフォンは10機種、フィーチャーフォン(従来型携帯電話)は11機種、データ通信端末は3機種で、スマートフォン重視の姿勢が顕著になった(2010年冬春モデルはフィーチャーフォンが20機種、スマートフォンが6機種だった)。

 スマートフォンでは、すでに高い人気を獲得している「Xperia」「GALAXY」「MEDIAS」シリーズに、機能を追加した後継モデルや兄弟モデルを投入するのが目玉だ。Xperiaでは、薄型・大画面で人気の高い「Xperia arc」にワンセグやおサイフケータイを追加した「Xperia acro」を投入。Xperia arcを検討したが、ワンセグやおサイフケータイがなく断念した携帯電話ユーザーの買い替え需要を狙う。

 美しい有機ELパネルで人気を集めた「GALAXY S」は、待望のワンセグを搭載しつつ本体の薄型化を図った「GALAXY S II」を投入。極薄ボディーで話題をさらった「MEDIAS」は、新たに防水モデルを追加。付加機能や装備を充実させた新製品で、すでにスマートフォンを所有しているユーザーの買い替え需要も狙う。

 Androidスマートフォン初参入となるパナソニックモバイルコミュニケーションズや富士通は、本体サイズや使いやすさに特徴を持つ機種を投入。富士通は、OSにWindows 7を搭載する機種も開発し、一般的なパソコンと同じオフィスアプリや周辺機器が使えることを訴求。新たなユーザー層をターゲットして、普及拡大を見込む。

 ソフトウエア面でも、「iチャネル」「メロディコール」「Gガイド番組表」などのフィーチャーフォン向けサービスを新たにスマートフォンへ対応させ、機能充実を図る。

 各製品は、2011年5月下旬から順次発売する。販売価格は未定だが、既存製品と同等かわずかに高い程度に収まるとみられる。

人気のXperia arcにワンセグ&おサイフケータイが付いた!
「Xperia acro SO-02C」(ソニー・エリクソン モバイルコミュニケーションズ製)

 2011年3月に登場した「Xperia arc SO-01C」の派生モデルで、おサイフケータイやワンセグ、赤外線などの日本向け機能を搭載した。基本的なスタイルや機能はXperia arcとほぼ同等だが、厚みが若干増して11.5mmになった(Xperia arcの厚さは約10.9mm)。

▼「Xperia acro SO-02C」のおもなスペック

OS 表示パネル カメラ 大きさ(W×H×D) 重量
Android 2.3 4.2型液晶 810万画素 62×127×11.5mm 約135g
防水 Bluetooth SPモード おサイフ ワンセグ 赤外線
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カラーバリエーション
White、Aqua、Black