3月から5月にかけて、次々と新製品が登場したタブレット端末。その中でも注目されているのは、KDDI(au)の「MOTOROLA XOOM Wi-Fi TBi11M」(以下、XOOM)と、アップルの「iPad 2」だ。価格.comの売れ筋ランキングでは、iPad 2が1位、XOOMが2位に入っている。筆者は、タブレットの新潮流を見極めようと、両端末を発売日に購入。プライベートで愛用している。今回はXOOMにスポットを当てる。タブレット端末の王道であるiPad 2よりAndroid 3.0タブレット、XOOMが優れているのは、インターフェース、GPS、Googleアプリとの連携の3点だ。

KDDI(au)
MOTOROLA XOOM Wi-Fi TBi11M
(モトローラ・モビリティ製)
OSにはグーグルがタブレット用に開発した「Android 3.0」を採用。Wi-Fi専用で、10.1型の液晶ディスプレイを搭載している。バッテリー駆動時間は510分(連続使用時)。本体の重さは、iPad 2が発売された今はやや重く感じる700gとなる(画像クリックで拡大)

 XOOMは、米モトローラが開発したAndroidタブレット。OSにはAndroid OS 3.0採用している。国内ではauからの販売となったが、本製品は3Gのデータ通信機能はなく、Wi-Fi専用モデルとなる。内蔵メモリーは32GB。マイクロSDスロットも搭載しているが、現段階では利用できず、今後のアップデートで対応する予定だ。液晶は解像度が1280×800ドットの10.1型。iPad 2(9.7型の1024×768ドット)をわずかに上回る。“やや横に長い”という印象を受けるが、これは本体横向きで使うことを前提としているため。ホームボタンも、横向きで持ったときに押しやすいよう、背面にある。

 一方のiPad 2は、これまで通り3G+Wi-Fiモデルをソフトバンクモバイルが販売。Wi-Fiモデルはアップルストアや家電量販店などで販売する。iPad 2は初代iPadよりも本体が薄く、軽くなり、「A5」という最新のデュアルコアCPUを搭載した。動作も快適になっている。初代iPadユーザーからは、液晶の解像度が変わらなかったことを残念がる声を聞くが、液晶の品質は確実に改善され、「Retinaディスプレイ」を備える「iPhone 4」を彷彿させる出来になっている。単なるマイナーチェンジ版ではなく細部にわたって手が入り、初代iPadの不満点を改善している。

XOOM(左側)とiPad 2(右側)の大きさを比較してみた。XOOMは幅24.9×高さ16.7×奥行き1.29cmで700g。iPad 2は幅24.12×高さ18.57×奥行き0.88cmで、Wi-Fiモデルは601g(画像クリックで拡大)

XOOMはWi-Fiモデルなので、屋外で使うにはインターネット環境の用意が必要。お勧めは通信速度が速いモバイルWiMAXルーターだ。写真は「Aterm WM3500R」(NECアクセステクニカ)(画像クリックで拡大)

XOOMの背面には、電源や液晶のオンとオフを操作するための「ホーム(電源)」ボタンがある。場所が中央にないのは、両手で持ったときに左手で押しやすくするためだ(画像クリックで拡大)