日経トレンディ

 この記事は2011年3月4日発売の「日経トレンディ4月号」から転載したものです。情報は基本的に発売時点のものとなります。

 ビジネスマンに英語力が求められている。そこで、スカイプを使って、フィリピン人の講師からレッスンを受けられる、格安のオンライン英会話へのニーズが急上昇──。その実力を探った。

 多くの社会人に英語力向上というプレッシャーがかかっている。楽天やファーストリテイリングが、社内の公用語を英語にするといった状況もあって、仕事で欠かせなくなってきた英会話を学ぶ人が急増しているのだ。

 そこで人気を高めているのが、忙しい社会人でも自宅で手軽に受講できる、インターネットを利用したオンライン英会話だ。ブロードバンド環境が普及し、新規に参入する業者が増えたこともあり、「今まで英会話学校に通っていなかった層が多く利用し始めている」(イーオン)という。

 現在、オンライン英会話は、大きく3つに分類できる。

 1つ目は、従来から英会話スクールを運営している「ECC」や「イーオン」などの大手が、独自ソフトを使った動画や音声でスクールと同じレッスン内容をネット上で学べるようにしたもの。日本に住んでいる英語ネイティブの講師がマンツーマンで教えてくれる。イーオンでは02年からサービスを提供しているが、当初は教室が開設されていない地域向けの事業だった。1レッスン当たりの単価は数千円と高いものの、現在では、都市部在住で教室に通う時間のない人にも多く利用されている。また、使用する専用ソフトの動作確認なども含めて、日本人スタッフによるきめ細かい電話サポートが充実しているのも特徴。パソコンの操作に不安がある人にも配慮する。

大手英会話スクールのネット版
サービス名
(提供会社)
イーオン・インターネットレッスン
(イーオン)
ECCウェブレッスン
(ECC)
レッスンスタイル プライベート グループ(4人まで)、プライベート
コース 日常英会話、ビジネス英会話、こども英会話、トラベル英会話、ディスカッション、フリースタイル 日常英会話、ビジネス英会話、ホテル英会話など
使用ソフト 独自ソフト(Windows、Mac) 独自ソフト(Windows)
レッスン時間 20分 e-Learning 10分、
講師との会話20分
代表的な
料金プラン
2万5200円/10回(3カ月) ビジネス英会話20回
7万9800円
(6カ月、プライベート)
1レッスン当たりの単価 2520円 3990円(ビジネス)
入会金・教材費・
その他
必要な費用
入会金5250円、
テキスト7770円
(ビジネス英会話初級編の場合)、
コンテンツ利用料525円/月
入会金8400円、
スターターキット4980円、
家庭学習ソフト1万1800円
(オプション)
講師 アメリカ、イギリスなど英語ネイティブのみ アメリカ、イギリスなど英語ネイティブ、日本人バイリンガル
受講できる
時間帯
平日12時~15時、18時~24時
土曜10時~15時
日曜20時~24時
祝日は休み
平日10時~翌2時
土日祝10時~23時
サポート 日本語の電話サポートあり 日本語の電話サポートあり
無料体験
レッスン
1回 1回
注)*代表的なプランの場合。月会費制の場合は、1カ月30日として算出