雑貨なども、オートで撮らずにホワイトバランスのモードを変えるだけで、あっと驚く写真に変わる。例えば、「電球がついていない室内でも、電球モードに設定して撮ると面白い」(山本氏)。普通に撮ると何でもない花や小物が、電球モードで撮ると、青みがかった幻想的な写真に一変する。アートモードがない機種でも、雰囲気のある写真が簡単に撮れる技だ。

電球モードで写真が幻想的に

 小物や雑貨を撮るときは、電球がついていない室内でも、わざとホワイトバランスを「電球モード」に設定してから撮る。そうすると何の変哲もない被写体を撮っても、青みがかった幻想的な写真に変えられる。アートモードがない機種でも簡単にできる、遊び心のある撮り方だ。

オートホワイトバランス

(画像クリックで拡大)

電球モード

電球モードを選ぶと写真が青みがかる。これを利用すれば、カラーフィルター代わりに使うことができる(画像クリックで拡大)

 

マクロ撮影は離れて狙うのもいい

 マクロ撮影をするとき、近くに寄る(広角側で撮る)と被写体の迫力は出るが、形がゆがむことがある。一方、マクロモードにしてから、後ろに下がってズームする(望遠側で撮る)と「被写体の形が整い、写真に安定感が出る」(山田氏)。小物を撮るときには、両方の特性を知っておきたい。

広角側

望遠側

左は小物に近づいて広角側で撮ったもの、右は後ろに下がり、ズームを使って望遠側で撮ったもの。被写体は同じでも、写り方は大きく異なる(画像クリックで拡大)

 

ペットを撮るときはスポーツモード

 素早く動くペットは室内で撮るとぶれやすい。そこで「明るい部屋などではスポーツモードに設定すれば、シャッタースピードが上がり、ぶれにくくなる」(山本氏)。

 

レフ板の代わりにA4の白い紙を使う

 スイーツを逆光で撮るとき右写真のように「A4の白い紙を折ってレフ板代わりに使うと、影が付いた部分に柔らかい光が当たり、プロのような写りになる」(山本氏)。

 

【結論】

 まずは、露出を積極的に変えて、被写体の明るさ、暗さを強調して撮るのが、写真力向上の近道だ。そのうえで、ホワイトバランスや内蔵フラッシュを使いこなせば、高画質コンデジでも“プロ並み”の一枚が撮れる。

(文/荒井 優=日経トレンディ)

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