ソニー

VAIO Sシリーズ VPCSB19FJ/B

実売価格:20万円前後

発売日:2011年3月19日

 13型前後のワイド液晶と光学ドライブを搭載するモバイルノートは、A4ノートとそん色のない性能と機能を備え、メーンマシンとしても使えるのが特徴だ。モバイル用と据え置き用に2台購入する必要がなく、経済的でデータの管理もしやすい。このカテゴリーの代表的なモデルがソニーの「VAIO Sシリーズ」と「同 Zシリーズ」だ。グラフィックス機能の切り換え機能を備え、高い描画性能と長時間バッテリー駆動を両立している。春商戦向けに投入する「VAIO Sシリーズ VPCSB19FJ/B」は、コンセプトをそのままにデザインをガラリと一新。スリムで“フルフラット”なボディーに生まれ変わった。

薄さと堅ろう性を両立した“フルフラット”なスリムボディー

 新しくなったボディーは薄型で、ディスプレイを閉じるとほぼフラットになる。厚みは約23.9mm。13型前後のディスプレイを備えるモバイルノートとしては最薄クラスだ。重さはカタログ値で約1.76kg。実測だと約1.725kgだった。毎日はつらいが、たまに持ち歩く分には苦にならない重さだ。薄くてフラットなので、書類と一緒でもかばんに収まりやすく、出し入れもスムーズにできる。

 印象的なのは、液晶ヒンジ(ちょうつがい)部分のデザインだ。最近のVAIOノートのアイデンティティーだった「シリンダーデザイン」を採用していない。ヒンジ部分は利用者からは見えず、ディスプレイは本体の裏側に回り込むように回転して開く。シリンダーデザインをやめたことで、キーボードは液晶ディスプレイ側にかなり寄った配置になった。これにより、パームレスト部分が広くなって手が置きやすくなっている。従来モデルでシリンダー部分にあったバッテリーは、パームレストの裏側に移動している。

VAIOノートでおなじみだったシリンダーデザインをやめたことにより、パームレストが広くなった。ヒンジ部分がスッキリして、薄さもより際立っている(画像クリックで拡大)

 ディスプレイを閉じて真横や真正面から見ると、角は六角形になっている。ソニーでは「ヘキサシェルデザイン」と呼んでいる。シェル状の部分にマグネシウム合金を使うことで、薄型ながら高い剛性を確保しているという。キーボード面はパームレスト部分からキーボード部分まで1枚のアルミニウムでできている。こうした設計により、薄さと剛性を両立している。

 作りは細部まで丁寧だ。質感は高く、高級感もある。堅ろう感も高く、安心して持ち歩けそうだ。強めにキー入力しても本体が安定しているし、ディスプレイが揺れてぐらぐらするようなこともない。使い込むと愛着を持てそうな良いデザインだ。

 店頭販売モデルは、今回取り上げるVPCSB19FJ/Bと、入門モデルの「VPCSB18FJ/B・W・P」の2機種をラインアップする。VPCSB18FJ/B・W・Pは、ブラック、ホワイト、ピンクの3色のカラーバリエーションがある。

店頭モデルは、Core i5モデルとCore i3モデルの2タイプ。Core i3モデルの「VPCSB18FJ」は、ブラック、ホワイト、ピンクの3色展開。直販のVAIOオーナーメードモデルではブルーも選べる(画像クリックで拡大)