定番アプリはやはり強かった!英語の音声ガイドが難点――Runkeeper Pro

 まず試した「RunKeeper Pro」は、ランナーの間ではド定番と言ってもいい古参アプリだ。アプリ名に「Pro」と付いていることからも想像できるとおり、もともとは「有料版」のアプリ。だが、ここしばらく「期間限定で無料」という状態が続いた後、今年1月には完全に無料化を宣言してしまった。これはオイシイ状況である。

 さっそく使ってみる。定番といわれるだけのことはあり、走行中の画面は非常に見やすいの一言。指で左右にスワイプするだけで表示画面を何通りかに切り替えられるのは、なかなか細かい操作がしにくい走行中には便利だ。

 特に、今回試したなかでこのアプリしかできなかったのが、1分単位、1時間単位のラップタイムをリアルタイムで表示する機能。「ペースが段々と落ちてきている」といった推移が走りながら視覚的にわかるので、ついつい意地になってペースを上げたくなる。

 地図上でのコースの表示についても、ほかのアプリが走行中には現在地を表示するだけで、ルートを振り返れるのはラン終了後なのに対し、唯一走行中にも辿ってきた軌跡を確認できた。走行中のリアルタイムでの情報表示については、文句なしのベストアプリといっていい。

地図上にリアルタイムで、現在地だけでなくそれまでのルートも表示する(画像クリックで拡大)

1分単位でペースの推移を表示(棒グラフが長いほど速かったこと意味する)し、それぞれ1km換算の所要時間としても見られる(画像クリックで拡大)

右にスワイプすれば、1km当たりのラップタイムの推移もみられる(画像クリックで拡大)

データを管理するパソコンサイトの使い勝手も良い(画像クリックで拡大)

 ただ、メニュー表示などが英語のみなのが難点だ。文字だけなら、一度覚えてしまえばいいだけのことでさほど困らない。英語力の低い筆者が困ったのが「音」だ。

 ランニングアプリは、一定時間または距離ごとに、イヤホンから経過時間やペースなどを音声案内で知らせてくれる機能がある。走行中にずっと画面を凝視しているわけにもいかないので、これは必須機能だ。しかし、RunKeeper Proはこのアナウンスが英語なのである。正直、走りながら細かい数字を聞き取ろうとするのはハードルが高い。

 逆にいえば、それ以外の弱点は特に見つからなかった。パソコンで走行データを管理できる専用サイトも、このアプリは非常に多機能であり、毎月の走行距離の推移などをながめていろいろと反省しやすくなっている。今回は試さなかったが、サイトのなかでチームを組んで走行距離を競える、SNS的な機能もあり、励みになりそうだ。ランニング終了時に、facebookやTwitterにポストする機能もある。

筆者も皇居周辺で実験。景色を楽しめばいいものを、ついついiPhone画面を凝視.(画像クリックで拡大)