4sqはGPSを使った「縄張り確保&バッジ集め」ゲーム

 4sqの使い方はシンプルだ。先ほども述べたが、自分が行きつけの店や駅に来たとき、また遊園地や観光地など珍しい場所を訪れたときに、スマートフォンの4sqアプリを起動して、自分のいる位置をワンボタンで登録(チェックイン)し、友人に公開するだけだ。

 4sqを仲の良い友人と共に使っていると「彼はこんな店に行っているのだな」という行動が逐一共有できる。チェックインして互いに近くにいることがわかれば、電話や会話のきっかけにもなる。こうしたところが、SNSサービスらしい部分だ。

foursquareアプリは、自分のいる店や場所をワンボタンで簡単に登録し、ネット上に公開することができる(画像クリックで拡大)

自分のいる場所を、友人たちと共有できる(画像クリックで拡大)

 4sqのサービスが始まったあと、Facebookやミクシィも、4sqと同様の「位置チェックイン」サービスを始めた(例えば日本のFacebookは「スポット」、ミクシィには「mixiチェックイン」がある)。ただし「Facebookが位置チェックインサービスを始めたところ、この『チェックイン』という概念が米国でも浸透し、4sqのユーザーも増えた」(Hori氏)という。

 4sqは、さまざまな場所にチェックインすることで遊ぶゲームでもある。まず、同じ場所に何度もチェックインすると、その場所に最も頻繁に訪れたユーザーとして「メイヤー」になれる。メイヤーはよく「市長」と訳されることが多いが、「正確な日本語にするのは難しいが、“その場所の主”という感じ」(Hori氏)。

 例えば、行きつけのスーパーに何度もチェックインしていると、4sq上でそのスーパーの主(メイヤー)になれる。メイヤーになると、自分の縄張りができたようでうれしいものだ。

最も頻繁にチェックインしたユーザーが、その場所の「メイヤー」になれる。メイヤーになると少しうれしいものだ

 また4sqは、さまざまな場所でチェックインすると「バッジ」がもらえる。例えば、記者が渋谷駅にチェックインしたところ、50人以上の4sqユーザーが集まるともらえる「Swarmバッジ」が授与された。

 米国ではほかにも、「スターバックスに5店チェックインするともらえる『バリスタバッジ』や、ハロウィンの日にもらえる『ハロウィンバッジ』など200個以上のバッジがある」(Hori氏)。こうした「バッジ集め」も、4sqの面白さだ。

場所にチェックインしていると、4sqからバッジが授与されることがある。上のバッジは、50人以上ユーザーが集まった場所に来るともらえる「Swarm」バッジ(画像クリックで拡大)

米国には、4sqのさまざまなバッジが用意されている(画像クリックで拡大)