パソコンとテレビをケーブルなしでつなげられる「インテルWiDi(インテルワイヤレス・ディスプレイ)」。YouTubeやパソコンに保存した写真を大きなテレビで簡単に見られる。ビジネスシーンなら、プロジェクターとつなげてスマートにプレゼンテーションができる。プライベートでも仕事にも役立つ新技術だ。

 インテルWiDiは、パソコンの画面を無線LANで転送し、テレビなどで表示する技術。対応したパソコンと、テレビ側に接続してデータを受信するアダプターが必要だ。Starterエディションを除くWindows 7で使える。対応パソコンとアダプターをテストできたので、使い勝手をチェックしてみよう。

 インテルWiDiは、インテルの新型Core iシリーズを搭載した一部のパソコンで使える。今回は、富士通の最新A4ノート「LIFEBOOK AH77/C」を使用した。

インテルワイヤレス・ディスプレイ(WiDi)は、Sandy Bridge世代のCore iシリーズの機能だ(画像クリックで拡大)

富士通の「LIFEBOOK AH77/C」。15.6型ワイド液晶、Core i7-2630QM、BDドライブなどを搭載する4ノート(画像クリックで拡大)

 テレビに取り付けるアダプターは、アイ・オー・データ機器の「WDA-X1」を使用した。縦置き、横置きができ、ディスプレイ背面への設置もできる。ACアダプターで駆動する。テレビやディスプレイとはHDMIかコンポジット端子のどちらかで接続する。HDMI入力のないテレビでも、一般的なコンポジット入力端子に接続して使える。ただし、フルHD(1920×1080ドット)解像度で使うにはHDMI入力を備えたテレビが必要だ。ちなみに無線LANの通信はパソコンとアダプターの間で利用するだけなので、無線LANルーターがなくても利用できる。会議室など無線LANルーターのない場所でも使える。

アイ・オー・データ機器のインテルワイヤレス・ディスプレイ用テレビアダプター「WDA-X1」。背面にはテレビと接続するためのHDMI出力とコンポジット端子を備える。3月中旬出荷予定で価格は1万2500円前後の見込み(画像クリックで拡大)