キングジムは2011年2月7日、手書きのメモをカメラで撮影してiPhoneに取り込めるノート「SHOT NOTE(ショットノート)」を発売した。デジタル化したメモは、専用のアプリ「SHOT NOTE App」で管理する。紙のノートとiPhoneを上手く組み合わせたアイデア商品だ。2月8日に東京新宿の東急ハンズ新宿店に行ってみると、一番大きなLサイズは既に売り切れだった。SサイズとMサイズは入手できたので、使い勝手をリポートしたい。なお、開発者にも話を聞いているので、「手書きメモをデジタル化する“iPhone専用ノート” は新市場を作るか」も参照してもらいたい。

キングジムが2011年2月7日に発売した「SHOT NOTE(ショットノート)」。価格はSサイズが336円、Mサイズが451円、Lサイズが630円。カラーは白と黒の2色。Sサイズ用の専用ケース(1260円、緑と黒)も発売する。iPhone用のアプリ「SHOT NOTE App」(無料)は2月3日から配信を開始した(画像クリックで拡大)

デジタル化したメモはiPhone上で管理できる。きれいに撮影できるのか試した(画像クリックで拡大)

四隅のマーカーとOCRで簡単デジタル化

 ビジネスパーソンなら、後で読み返したり、大切に保存したりするために、手書きのメモを携帯電話のカメラやデジカメで撮影したことが一度はあるはずだ。しかし、きれいに撮影できなかったり、見返すのが面倒だったりする。後で見返そうとしても探すのに時間が掛かって、やっと見つけたが汚くて読めず、結局、撮りっぱなしになる。ショットノートは、これらの問題を一気に解消している。

 ポイントはマーカーとOCR。ノートの四隅のマーカーをカメラで読み取って、台形補正や色補正、サイズ補正を自動でして、iPhoneの画面ぴったりにメモを取り込める。ノートの右上のナンバーと日付をOCR(自動文字認識)で読み取って、それを基にメモを検索できる。後で見返すのに便利だ。デジタル化したメモは、メールに添付したり、Evernoteに投稿したりできる。議事録などを複数人で共有するのにも使える。

アプリでカメラを起動して、ノートの四隅のマーカーを目印にして撮影する(画像クリックで拡大)

ノートの右上にはナンバーと日付を記入する欄がある。記入例に従って数字を書くとOCRで読み取れる。それを基に検索が可能だ(画像クリックで拡大)