2010年はタブレット端末やスマートフォンに大きな関心が集まり、新しいデジタル機器が多数登場した1年だった。今年も多くの端末の登場が見込まれるが、ヒット戦略を練る上で、注目しておくべきこととは? IT産業と経営、そしてデジタル機器に精通する百年コンサルティング社長の鈴木貴博氏に、スマートフォンを中心に、今年のデジタル機器に関する動向を予測してもらった。(聞き手・文/山田久美)
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鈴木貴博
(すずき・たかひろ) 百年コンサルティング社長。米国公認会計士。東京大学工学部物理工学科卒。1986年、ボストンコンサルティング入社。2003年に独立し、百年コンサルティングを創業。主な著書に『がつん!力』『アマゾンのロングテールは、二度笑う』『進化する企業のしくみ』『逆転戦略』『ニュータイプス』などがある。 |
ハードウエアは昨年で普及が一巡
―昨年の家電製品やデジタル機器に関する動向を、どのように見られていますか。
鈴木貴博氏(以下、鈴木): 昨年は、スマートフォンやiPad、3Dテレビが話題となりました。昨年の動向を一言で言えば、エコポイントが追い風となり、家電製品やデジタル機器などハードウエアの普及が一巡した年だと思います。特に、2011年7月24日の地上アナログ放送終了を目前に控え、大画面薄型テレビが非常によく売れましたし、ブルーレイレコーダーの需要も進みました。逆に今年は、昨年の反動が来る年になると予想されます。












