【滋賀県】県民なら誰でも知っている「知ったかぶりカイツブリ」

 琵琶湖などに生息する水鳥で、滋賀県の県の鳥になっているカイツブリ。それをメインキャラクターにしたアニメ「知ったかぶりカイツブリ」が滋賀県で人気を集めている。アニメDVD付CDは第4弾まで発売。シリーズ累計の販売枚数は2万2000枚を突破した。キャラクター映画祭などのイベントを行えばいつも満員御礼だ。

「知ったかぶりカイツブリ」のキャラクターの中には、滋賀の特産品「赤こんにゃく」をモチーフにしたものも(左端の1番上)(画像クリックで拡大)

 このキャラクターの産みの親は、滋賀県守山市の「藤井組」(会社名は「まちおこし」)。わずか10人前後の制作スタッフが、キャラクターを考え、デザイン、アニメーションの動画制作から、音声などの収録までをこなしている。

 彼らが生み出す作品は多彩だ。滋賀の各市町村をモチーフにした戦隊ヒーローものの「滋賀ッツマン」など、これまでにアニメ、漫画やゲームなど累計2000本以上のコンテンツを発表している。

 12月からはNHKの「みんなのうた」の公式ソングとして「遠距離やろ?ウチら」(歌:ひなの(藤井組) 作詞・作曲・編曲:藤井組 アニメーション:藤井組)が全国放映されることが決定。「今まで、滋賀県で圧倒的に人気のキャラクターを作ってきたが、これからは地方にいながら、全国でも受ける作品を作っていきたい」(藤井組)という。

【大阪府】オーストラリア帰りの新型寿司

 海外で寿司ブームがうたわれて久しいが、その多くはにぎり寿司だった。ところが、オーストラリアでは巻き寿司をほうふつとさせる「ハンドロール」なる新感覚の寿司が登場。全土で500店舗以上の専門店が営業し、ファストフードとしての地位を確立している。そのほとんどが持ち帰り専用だ。

ハンドロールは海苔に酢飯を載せて巻いたもので、長さ9センチ、直径4センチと巻き寿司より小さい。中身はチーズ、レタス、アボカド、唐揚げなど洋食材が中心だ。海苔の代わりにライスペーパーや生ハム、サーモンも使う(画像クリックで拡大)

 そのハンドロールの専門店が、日本に逆上陸した。第1号店が、大阪の中心部・心斎橋に9月にオープンした「ハンドロール・カフェ ハグ」だ。

 この店に大きく関わっているのが、日本の寿司ロボットメーカー、トップ(兵庫県尼崎市)。ハンドロール製造ロボットを開発し、オーストラリアへ輸出している。日本でも人気が出ると考えた同社が、飲食店の運営コンサルティング会社、リコプラン(大阪市)と組んでオープンした。

 ハグはハンドロールのアンテナショップ的な性格を持っており、「ハンドロールショップ開業スクール」を併設する。フランチャイズ展開ではなく、受講料を支払うだけで、純粋に製造ノウハウを教えるという。今後、急速に全国に店が広がる可能性は高い。