デジタル・トイカメラが続々登場している。通常のカメラとは違い、失敗写真と傑作の境目をいく味のある写真を撮れるのが特徴。さまざまなタイプの製品が発売されている。
中国製の「HOLGA」やロシアの「LOMO LC-A」など、フィルムのトイカメラはちょっとしたブームになった。失敗写真と傑作の境目をいく味のある写真が撮れる、とファンになった人も多い。私もトイカメラの「LC-A」を長く使っていたため、デジカメデビューは遅かった。LC-Aは買ったときからフィルムの巻き上げを数えるカウンターが壊れていたが、「トイカメラだから仕方ない」と思っていた。さすがに現在はフィルムの写真を撮る機会は減ったが、昔撮った写真を見てはっとすることもしばしばだ。
フィルムは扱いが面倒なので、デジタルカメラでも似たような写真を撮りたい。ただ安いカメラでは画像が粗いだけ、高いカメラではフィルムと同じような雰囲気が出ない。なかなか代わりになるものは見つからなかった。
しかし、iPhoneでトイカメラ風に撮れるアプリの流行もあってか、最近は安めのデジタルカメラで味のある作品が撮れる製品が増えてきた。「トイデジ」と呼ばれ、5000円程度から1万円を超えるものなど、ラインアップも豊富だ。今回は、“これぞトイデジ”という人気製品や、見た目のインパクトが大きいもの、設定の自由度がある高機能なものなど、代表的な5製品を紹介する。
トイカメラ風に撮れるiPhoneのおすすめアプリも紹介する。iPhoneユーザーは、とりあえず数百円で買えるアプリから試してみるのもいいだろう。
(文/栃尾 江美)











