キヤノンの新型中級デジタル一眼レフ「EOS 60D」が登場! EOS Kiss DIGITALシリーズでデジタル一眼レフをある程度使い慣れた人のステップアップモデルとして最適だ(画像クリックで拡大)

 キヤノンは2010年8月25日、デジタル一眼レフカメラ「EOS DIGITAL」シリーズの新製品「EOS 60D」を発表した。2008年9月発売の中級機「EOS 50D」の後継モデルで、バリアングル式液晶モニターを備えてライブビュー撮影や動画撮影をしやすくした。本体の小型軽量化も図った。ターゲットユーザーを従来よりも入門者層にシフトさせ、エントリー機「EOS Kiss DIGITAL」シリーズやコンパクトデジカメからのステップアップ層だけでなく、「カメラの名前が“キス”では恥ずかしい」と感じていた男性層の取り込みも図る。ラインアップは以下の通りで、発売は9月中旬の予定。


▼新製品のラインアップ

モデル名 付属レンズ 実売価格
EOS 60D(ボディー単体) なし 12万8000円
EOS 60D EF-S18-55 IS レンズキット EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS 13万8000円
EOS 60D EF-S18-135 IS レンズキット EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS 16万8000円

 EOS 60Dのおもな特徴は以下の通り。

■EOS DIGITAL初のバリアングル式液晶モニターを搭載
 自由なアングルでライブビューや動画撮影ができるバリアングル式液晶モニターを搭載。パネルサイズは3型(104万ドット、3:2比率)でEOS Kiss X4と同じ

■撮影者のイメージが手軽に反映できる「表現セレクト機能」
 画面から「くっきり鮮やかに」「しっとり深みのある」などの雰囲気を選ぶだけで、頭の中で思い描いたイメージを反映した写真が撮れる

■撮影した写真に独自の味付けを加える「アートフィルター」
 オリンパスイメージングのアートフィルターとほぼ同等のコンセプト。「ソフトフォーカス」「ラフモノクロ」「トイカメラ風」「ジオラマ風」の4種類を用意する。撮影時ではなく、撮影した写真に対して適用する仕組み

■フルHD画質の動画撮影機能
 上位モデル「EOS 7D」とほぼ同等の撮影機能を備える。中心部を切り出して7倍相当の望遠効果を持たせる動画クロップ機能も持つ

■カメラ内RAW現像機能
 RAW現像ソフトウエア「Digital Photo Professional」とほぼ同じ調整がカメラ単体で可能に

■サブコマンドダイヤルに8方向ボタンと決定ボタンを集約
 背面のサブコマンドダイヤル内に、8方向ボタンとSETボタンを搭載。独立して配置されていたマルチコントローラーを廃し、操作性を高めた

■本体を小型軽量化
 プラスチックボディーの採用などで従来よりも小型軽量化を図った。重量は「EOS 7D」と「EOS Kiss X4」のちょうど中間ぐらいになり、「高性能デジタル一眼は重い」というイメージを払拭