調理力が低いと、調味料も使わない

 リンクアンドコミュニケーションでは、“手間がかからない”というポイントに踏み込んで、調味料の利用率も調査している。調理力に応じて回答者を5段階のグループに分け、それぞれがどんな調味料を利用しているかを調べたところ、ここでも予想を覆す結果となった。

 最近は、炒めものに加えるだけの中華ソースや香辛料など、様々な調味料が販売されており、それらを利用すれば、手間をかけずにそれなりの味に調えることができる。そうした調味料は、調理力の高いグループでは利用されず、調理力の低いグループが補助的に使うケースが多いと思われたのだが、実際は調理力の高いグループのほうがよく利用していた。

 使い方は、例えばみそ汁を作る場合、忙しい朝は粉末だしで、時間がある時にはコンブやカツオできちんとだしを取るという具合。メニューや日々の状況に応じて、上手に使い分けているのだ。

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調理力別に見た使用する調味料の割合。I~Vの順で調理力の高いグループに分かれており、全体的に右肩上がりの傾向が見られる(画像クリックで拡大)