“調理力”(調理をする力)とは、どんなものかご存じだろうか。診療所向けの食事指導・支援サービスを展開するリンクアンドコミュニケーションが手作りする料理の数などから調理力を調べた結果、「40歳代以下と50歳代以上で大きな差がある」ことが分かった。

 プロの料理人でない限り、調理力はそれまでの食生活や経験、環境に影響されると考えられるため、若い世代ほど調理力が低いことは想像がつく。予想外だったのは、手作りするメニューに違いが出るボーダーラインが、同じ昭和生まれの40歳代と50歳代の間に引かれたことだ。

 この調査を実施した理由について、同社の渡辺敏成社長は「食事指導を8年以上手がけてきた経験や実績から、家庭での調理の知識、技術、習慣を考えていくことで、メタボ予防や健康管理全般のヒントが見つかるのではないかと思いました」と語る。

 調査対象は、同社が発行するフリーペーパー「生活改善レシピ」の読者モニター1485人。内訳は、健常者1071人、生活習慣病予備軍271人、生活習慣病患者143人、男女別では女性1410人、男性75人となっている。専業主婦が40.9%を占め、平均年齢は43.3歳。偏りがないとは言えないが、家庭で調理をする層からの回答が集まっていると考えていいだろう。