Windows 7とWindows Vistaは、見た目は似ているが、電源ボタンの初期設定が違っている。コントロールパネルの内容も一部異なっている。Windows XPから乗り換えた人は、基本的な設定方法の違いやUAC(ユーザーアカウント制御)に戸惑うかもしれない。Windows 7のシステム設定の基本を身につけよう。

「コントロールパネル」はスタートメニューから起動する。画像のようなジャンル別表示のほか、全項目を一覧表示することもできる(画像クリックで拡大)

コントロールパネルの設定項目には、コントロールパネル以外のウィンドウから開けるものがある。たとえばデスクトップの各種設定を決める「個人設定」は、デスクトップの右クリックメニューから開くこともできる(画像クリックで拡大)

 パソコンでインターネットをする上で大事なのがセキュリティーだ。Windows 7にはスパイウエア対策機能はあるが、コンピューターウィルスなどを防ぐセキュリティーソフトはない。セキュリティーソフトは別途用意しよう。市販されているもののほかに、無料で利用できるものもある。マイクロソフトでも無料のセキュリティー対策ソフトを用意している。USBメモリーを介して感染するコンピューターウイルスもあるので、「自動再生」の設定には注意しよう。

 家族でパソコンを共有している場合は、1人ずつユーザーアカウントを作成して使い分けるようにしたい。もちろん、パスワードも必ず設定すること。Internet Exploler 8には、「InPrivateブラウズ」や履歴・パスワードなどを消去する機能があるので、使い方をしっかりマスターしよう。会社や外出先で一時的に利用するパソコンでは、個人情報を残さないように、こうした機能を活用したい。

マイクロソフトのセキュリティー対策ソフト「Microsoft Security Essentials」。Windowsのユーザーなら無料でダウンロードして利用できる(画像クリックで拡大)

コンピューターウィルスやスパイウェア、その他悪意のあるソフトの対策機能を備える。動作が軽く、難しい設定作業はほとんど不要なので使いやすい(画像クリックで拡大)

 以前の記事では「Windows Live おすすめパック」のインストール方法を紹介している。「メール」「フォトギャラリー」「ムービーメーカー」などのソフトを集めたもので、無料でダウンロードして利用できる。現在、Windows Live おすすめパックは「Windows Live Essentials」と名前を変え、次期バージョンのβ版が利用できる。

 新バージョンでは、ユーザーインターフェースに「Office 2010」などで使われる「リボン」が採用され、フォトギャラリーやメールは大幅に機能が増えている。興味のある人はダウンロードして試してみるといいだろう。

「Windows Live Essentials」のページにあるリンクをクリックすると、次期バージョンのβ版のダウンロードページにアクセスできる(画像クリックで拡大)

ユーザーインターフェースにリボンを採用したソフトが増えた。「メール」ではカレンダーによるスケジュール管理などができる(画像クリックで拡大)

(文/湯浅 英夫)