旅先では仕事を忘れて楽しく過ごしたいけど、どうしてもメールやウェブのチェックは欠かせない。そんな人は多いのではないだろうか? 携帯電話やスマートフォンさえあればネットは利用できるが、画面は小さいしできることは少なく、なにかと不自由だ。そこで、必要なときは携帯電話をモデム代わりにしてパソコンをネットにつなぐ方法を覚えておくと便利。わざわざ通信用の端末を用意しなくてもいいのがポイントだ。

携帯電話はパソコンのモデムになる

 外出先や旅先でインターネットに接続し、メールをチェックしたりウェブサイトを見たりしたい場合はどうすればよいのだろうか? モバイルWiMAXなどの通信モジュールを内蔵したパソコンを持っている、あるいは外付けの通信モジュールを持っているのなら、それを使えばよい。NTTドコモやイー・モバイル、UQコミュニケーションズなど各社がこうしたデータ通信サービスを提供している。しかし、新たに通信キャリアと契約するのは面倒だし、お金もかかる。

 メールやウェブサイトのチェックぐらいなら、携帯電話やスマートフォンでもできる。手軽さでは一番だ。しかし、携帯電話やスマートフォンは画面が小さい。また、パソコンと同じウェブブラウザーを使えるわけではなく、正しく表示できないウェブサイトがある。キーボードもないため文字入力が面倒だ。

 そこで、自分が日ごろ使っている携帯電話を通信モデム代わりにして、手持ちのネットブックやモバイルノートをインターネットに接続してみよう。方法は簡単だ。ネットブックやモバイルノートに必要なソフトをインストールしたら、携帯電話と通信用のUSBケーブルで接続。あとはソフトの接続ボタンを押すだけ。注意点は大きく分けて2つ。まず携帯電話の料金プランを定額で通信できるものにすること。そしてソフトの設定だ。

パソコンと携帯電話をデータ通信用のUSBケーブルで接続する。携帯電話をインターネットに接続するモデムとして使うことができる(画像クリックで拡大)

携帯電話とパソコンを接続し、充電やデータ通信を行うUSBケーブル。各社から1000円前後で発売されていて、家電量販店などで購入できる。充電機能しかないケーブルもあるので、必ずデータ通信対応のものを選ぶこと(画像クリックで拡大)

 この方法のメリットは、わざわざ通信用に2台目の端末を購入して契約したり、通信用に他の通信キャリアと契約したりする必要がないことだ。

 これで旅行に携帯電話とネットブックを持っていけば、どこでもパソコンでネットを利用できるようになる。携帯電話でインターネットに接続できるようにすれば、外出先で仕事のチェックができるし、旅行中に子供が退屈しているときにちょっと遊ばせることもできる。また、自宅のブロードバンド環境が何かトラブルが起きて利用できなくなったときの、非常用回線としても役に立つだろう。