この記事は、「日経トレンディ8月号」(2010年7月4日発売)特集「新製品 10番勝負」の一部を転載したものです。情報は基本的に発売日時点のものになります。
急成長を続ける簡易ナビのPND(ポータブル・ナビゲーション・デバイス)市場に新たな動きが出てきた。通信を使ってリアルタイムの渋滞情報や最新のスポット情報を得られる「通信対応PND」勢力の台頭だ。
この分野ではパイオニアが先行してきたが、強力なライバルが出現。ケータイ向けナビアプリを提供してきたナビタイムジャパンが新規参入したのだ。同社の企画担当者は、「初年度でPND市場の約5%に当たる5万台の販売が目標。今後要望があれば、他社へのシステム提供も検討する」と話す。既存のPNDは成熟期に入り、差別化が難しくなっているため、通信機能に着目しているメーカーは多い。今後は、通信対応モデルがPND市場の主流に躍り出る可能性もある。
そこで、パイオニアの最新モデル「エアーナビ AVIC-T07」と、「CAR NAVITIME WND-01K」(試作機)を使い、目玉となる通信機能の実力をいち早く試した。また、都心から郊外、そして山梨県の河口湖まで総距離200km以上を走り、基本のナビ性能もテストした。
CAR NAVITIME WND-01K
(ナビタイムジャパン)
実勢価格/4万3800円
通信回線/KDDI
通信料金(月額)/525円
●サイズ/幅149×高さ92.5×奥行き28.5mm●液晶/ 5型●検索データ/約3500万件(住所)、約600万件(電話番号)
通信モジュールを内蔵。購入は通信契約が前提だが、エアーナビより低料金。地図データやリアルタイムの渋滞情報、アプリなど、通信の活用範囲が広いのが特徴だ。もちろん、通信圏外でもカーナビとして利用できる。CAR NAVITIMEの販売サイトで8月11日発売。au Online Shop 及びau取扱店では9月上旬発売
エアーナビ AVIC-T07
(パイオニア)
実勢価格/5万3800円
通信回線/ソフトバンクモバイル
通信料金(月額)/105〜2079円
●サイズ/幅178×高さ99×奥行き35.8mm●液晶/ 5.8型●検索データ/約3600万件(住所)、約3800万件(電話番号)
CAR NAVITIMEより液晶がやや大きく、VGAモニターなので地図も見やすい。通信モジュールは外付けで、通信契約をしなくても本体は買える。通信契約をすれば、リアルタイムの渋滞情報や自車位置周辺のニュースなどを取得できる












