日経トレンディ

 発売中の日経トレンディ8月号では「激変!アウトドア総点検」と題して、キャンプ用品やスポーツなどの、最新アウトドア事情についての特集を掲載。そのなかでリポートしたのが、以前とは全く様変わりした最新キャンプ場の実態だ。

 自然の中で苦労を楽しむのがキャンプ、という時代は終わった……。最新オートキャンプ場の管理者の多くはそう口をそろえる。予約が取れないほど人気のコテージやキャビンを覗くと、トイレの温水便座は当たり前、キッチンの蛇口をひねれば湯が出て、IHヒーターやエアコンも使える……。こうした“至れり尽くせり”の快適なアウトドアスタイルが広まりつつある。その背景には、アウトドア未経験者へのハードルをできる限り下げ、参加人口を大幅に増やしたい、というキャンプ場の狙いがあるようだ。

 群馬県・軽井沢にある「北軽井沢スウィートグラス」は、ほかに類を見ない多種多様なコテージやキャビンが魅力のキャンプ場だ。

 広いウッドデッキを備えた大型の「ダイニングコテージ」は人気施設の1つ。室内にはエアコンや電子レンジがあり、快適なキャンプ生活を楽しめるようになっている。ユニークなのはIHヒーターやシンクがついた大型のダイニングテーブル。床面のレールに載っているので、押すだけで室内からウッドデッキへ移動できるのだ。配水管や電源などを工夫しているため、ウッドデッキでもIHヒーターやシンクを使える。天気の良い日に屋外でキッチンを使うのは気持ちがよさそうだ。

人気のダイニングコテージ。トイレやシャワーを完備しているほか、広めのロフトもある(画像クリックで拡大)

室内には電子レンジや冷蔵庫、エアコンのほか、調理用具も用意されている。窓にはペアガラスを使用(画像クリックで拡大)

ダイニングテーブルはウッドデッキへ移動できる。デッキでは備え付けのバーベキューグリルなども使える(画像クリックで拡大)