Macの売れ行きが好調だ。Gfk Japanによればノート型では、今年1~3月で市場全体の成長率の約5倍の成長(前年度比)を記録した。新型MacBookおよびMacBook Proを投入した4月、5月は10~11倍(同)まで伸びている。

 Macが好調な理由は、アプリケーションやサービスのクラウド化が進み、さほどOSを気にする必要がなくなってきたことが大きい。また、業界関係者は「iPhoneのヒットが大きい」と口をそろえる。6月24日に発売した最新の「iPhone 4」は、3日間で170万台を売り上げた。iPhoneユーザーが同じアップルのMacとの親和性の高さに気がつき、仕事などの効率を上げるために乗り換えているのかもしれない。実際に乗り換えたユーザーがどのようにiPhoneとMacを使っているのか、トリンプ・インターナショナル・ジャパン元社長の吉越浩一郎氏とベストセラー『レバレッジ・シリーズ』で知られる本田直之氏に話を聞いた。

 吉越氏は、社長時代に残業を禁止したことで有名な人物だ。2008年刊行の著書『仕事が速くなるプロの整理術』(日経BP社)では、A4の紙にやるべき仕事とそのデッドラインを記し、スケジュールを管理する仕事術を実例を交えて紹介した。そんな吉越氏だが、退社後はスケジュール管理をiPhoneとGmailを駆使した方法に切り替えた(関連記事)。パソコンもiPhoneと同じアップルのMacに乗り換えたという。

 本田氏は、アップルストア銀座でKeynoteの講演をするほどの上級者。少ない労力で多くの成果をあげるための仕事術や道具へこだわりを持つ。仕事の達人として有名な2人は仕事や趣味にiPhoneとMacをどのように活用しているのだろうか。

トリンプ・インターナショナル・ジャパン元社長の吉越浩一郎氏(左)とベストセラー『レバレッジ・シリーズ』で有名な本田直之氏(画像クリックで拡大)