※この記事は日経エンタテインメント!(6月号)の記事を転載したものです。購入はこちら。
レディー・ガガ
ヒルトン姉妹と同じお嬢様学校を卒業した、ニューヨーク出身のセレブな歌姫。オーディション番組出身ではなく、奇抜なファッションと、エレクトロポップにロックを加えた独自の音楽性で人気を確立
Photo by Lauren Dukoff
マーケットの落ち込みが続いていた洋楽業界だが、救世主が登場した。昨年5月の国内デビュー以来、累計70万枚以上のアルバムを売り上げ、この4月の来日公演も大盛況で終えたレディー・ガガだ。
彼女の宣伝担当、ユニバーサルミュージックの建部和彦氏が「日本でブレイクする原動力になった」と話す雑誌がある。それがセレブに親近感が持てるプライベート情報を満載する『GOSSIPS』。アーティストや女優の枠組みを超え、海外スターの近況を写真をふんだんに使い紹介する。
従来の海外スターを扱った雑誌は、楽曲解説や映画のあらすじなど作品中心に紹介する専門誌か、ゴシップだけをいたずらに強調する女性週刊誌がほとんどだった。
GOSSIPS
「日本初の海外セレブマガジン」として07年6月に創刊。オールカラーで90ページ弱のボリューム。20代の女性読者を中心に23万部を発行する。毎月18日発売。定価380円。発行:トランスメディア
だが、『GOSSIPS』では「読者が一番知りたいのは、セレブのプライベートでもおしゃれな普段着や、どういう恋愛やショッピングをしているかなど。なぜなら自分でも参考にできるから。そんなセレブの日常を意識して紹介しています」と大柳葵理絵編集長は語る。
実際にレディー・ガガについても、「プライベートでトップスブラ1枚で堂々とお出かけ」「自分自身には絶大な自信を持っているけど、男性との恋愛は苦手で実はシャイ」「ギャラをもらっても、すぐにすべてを服につぎ込んでしまうので実は貧乏」といった記事で様々なエピソードを伝える。
レディー・ガガの魅力は、最新のエレクトロサウンド中心のポップなメロディーに加えて、誰のまねでもない前衛的なファッションや謎めいた言動など、多岐にわたる。CDや既存の雑誌だけでは伝えきれない彼女の魅力を補完したのが『GOSSIPS』だったというわけだ。











