ホンダ「VFR1200F」は、新開発のV型4気筒1200ccエンジンを搭載する、大人のためのスポーツツアラーだ。前編に続いて、後編ではその特徴的なエンジンキャラクターやハンドリングについて報告する。
【エンジン】アクセルと直結する超強力V4パワーユニット
試乗会場から離れ、もう少し元気に走ってみる。まず感心するのはエンジンのリニアリティだ。反応が素晴らしくいい。VFRは「スロットル・バイ・ワイヤ」を採用。右グリップとスロットルバルブをワイヤーで機械的につなぐのではなく、グリップ開度を電気信号で伝達して、モーターでスロットルバルブを開閉する。
機械式より反応が遅れそうな気もするが、応答性を向上させる演算式を追加して、目的スロットル開度への高速な応答を実現しているという。もちろんライダーの操作より先にスロットルが開いてしまうようなこともない。乗っている限り、“バイワイヤ”を感じることは皆無。グリップをがばっと回しても、エンジン回転数とマッチしたスロットル開度に自動調整してくれるし、グリスアップなどのメンテナンスからも開放された。











