プロ用エステ機器メーカーとして知られているヤーマンが男性用脱毛器「no!no! for MEN(ノーノーフォーメン)」を発売。600億円といわれる男性用シェーバー市場に乗り込んだ。

 これまでシェーバーに代わる製品としては、レーザー脱毛器があった。だがジェルとの併用が必要だったり、肌をはじかれるような痛みがあったりと、まだまだ気軽に利用するにはハードルが高く、浸透するにはいたっていない。

 今回発売されたノーノーフォーメンが採用するのは、内蔵した熱線を毛に接触させることでムダ毛にダメージを与えて脱毛させる「サーミコン式」。熱線が肌に直接触れないので熱さや痛みを感じることもなく、肌を傷めないのが大きな特徴だ。表面の毛をなくすだけでなく、毛根の横にある“毛を作り出す部分”にも作用するため、使い続けることで濃い毛(ムダ毛やヒゲ)を薄くすることができるという。

 サーミコン式の脱毛器は、腕や脚などのムダ毛処理用として2009年2月に「no!no! HAIR(ノーノーヘア)」の名前で主に女性向けとして発売され、注目を浴びていた。ところが同社が購入者へのヒアリングを行ったところ、購入者の22%が男性で、ヒゲの脱毛に使用している人が多かったという。「深ぞりによって肌を傷めている人が多いことや、濃いヒゲに悩んでいる人が多いことが分かり、男性専用のノーノーヘアの開発を急ぎました」(ヤーマン担当者)。

 女性用との大きな違いは、凹凸のある顔でも効果的に脱毛できるように、熱線が内蔵されたチップの幅を小さくしたこと。また、女性に比べて男性のほうが熱や痛みに敏感なことから熱レベルを3段階から選択できるようになっており、感覚の好みやヒゲの濃さによって調節可能になっている。

ヤーマン「no!no! for MEN」。希望小売価格は3万5900円(画像クリックで拡大)

店頭では「目立たない、うすくなる、だから楽になる」のキャッチコピーで訴求していく(画像クリックで拡大)