オーストラリア・クイーンズランド州の島の管理人をする“世界最高の仕事”を勝ち取ったベン・サウスオールさんと、日本人で唯一、最終選考の16人まで残った小林美絵子さん。世界中の約3万5000人の中から選ばれた彼らは、自分をPRする天才ではないだろうか。どんな秘訣があるのか聞いた。
2009年の初頭、オーストラリアのクイーンズランド州観光公社が、「世界自然遺産であるグレートバリアリーフの素晴らしさを全世界の人々に伝えたい」というねらいで、「The Best Job in the World(世界最高の仕事)」というキャンペーンを実施した。
世界最高の仕事とは、「アイランド・ケアテイカー」という島の管理人で、グレートバリアリーフにあるハミルトン島を拠点に、グレートバリアリーフを周遊しながらその様子を写真や動画に収め、ブログを書くというのが主な内容。勤務地は夢のようなリゾート地で、2009年7〜12月の6カ月間の仕事で給与15万豪ドル(日本円で約1000万円)も受け取れるということで、世界各国から約3万5000人の応募があり、世界的に大きなニュースになった。
この幸せな仕事を見事勝ち取ったのが、イギリス人のベン・サウスオールさんだ。6カ月間の仕事を終えて、現在はクイーンズランド州観光公社の観光大使という立場のサウスオールさんが、同州のPRのため2月に来日した。
3万5000分の1になるために、どのようなことを考え、どのような自己PRをしたのだろうか。サウスオールさんと、同キャンペーンで、日本人で唯一、最終選考16人まで残った小林美絵子さんに、勝ち抜くための自己PR術を聞いた。
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