メルセデス・ベンツ日本は2010年2月24日、 「Eクラス」のステーションワゴンを7年ぶりにフルモデルチェンジ、さらにEクラスセダンとワゴンのクリーンディーゼルエンジン搭載モデルを発売した。
クリーンディーゼル搭載モデル「E350 BlueTEC(ブルーテック)アバンギャルド」は、3L V6直噴ディーゼルターボエンジンを搭載。メルセデスが世界で最もクリーンと誇る排出ガス処理システム「ブルーテック」を採用して、排出ガス中の有害物質を大幅に低減した。世界で最も厳しいとされる日本の「ポスト新長期規制」と、欧州排出ガス基準の「ユーロ6」(2014年9月施行予定)に適合している。
ブルーテックは、排出ガスに尿素水溶液「AdBlue(アドブルー)」を噴射して化学反応を発生させ、有害な窒素酸化物(NOx)を大幅に削減する仕組みだ。アドブルーに含まれる尿素は、高温の排気ガスに噴射されるとアンモニア(NH3)に変わる。このアンモニアと窒素酸化物がSCR触媒コンバーターで化学反応を起こして、無害な窒素(N2)と水(H2O)に分解される。
アドブルーのタンクは容量24.5Lで、ラゲッジスペース床下に配置されている。消費量は1000km当たり約1Lだから、満タンで約2万4500km走れる計算になる。1年または1万kmごとの指定点検時にメルセデス・ベンツ正規販売店で補充・交換を行うから、通常の使い方なら残量確認などの日常のメンテナンスは不要だ。もし残量が少なくなった場合でも、メーターパネルに警告を表示する。価格は20L入りタンクが2000円、有効期限は2年間で、それを超えると全量交換になる。











