※この記事は日経トレンディ3月号(2月4日発売)の一部を転載したものです。情報は基本的に発売時点のものとなります。
今、もし英語を学び直したいと思っているなら、最初に検討すべきはネットサービスの活用だ。
英語のテキストや音声・動画を見られるサイトなら以前からあるが、それらは本やラジオなど既存教材の代替にすぎない。一方、ここ数年で台頭してきたのは、ネットのメリットを最大限に生かした新種の学習サイト。クラウドや、多くの一般ユーザーの知識を活用する“集合知”といったネットならではの仕組みを、語学の上達に生かすサービスが普及し始めている。しかも、その多くは無料で使える。
例えば「Smart.fm」で使えるのは、クイズ形式で語彙力を上げるネット上の“単語帳”だが、売りは独自開発した学習エンジン。日々の学習履歴を基に、各ユーザーの記憶に最も定着しやすいように、各単語の表示タイミングを自動調整していくのだという。基本的にクラウドアプリのため、家のパソコン、会社のパソコン、iPhoneなど、どこから利用しても学習履歴は1カ所にたまっていく。
ハイテク単語帳
Smart.fm(スマートエフエム)
記憶定着に“最適”なタイミングを
クラウドアプリが自動的に判断する
クイズ形式で、主に単語力を鍛えられる。売りは独自開発の学習エンジンで、記憶の定着に最も効果的な学習頻度を自動的に判断し、各単語の表示タイミングをコントロールする(下図参照)。ユーザーが独自に“単語帳”を作成し、皆で共有することも可能。
■適切な学習タイミングをクラウドアプリが判断
実際に使ってみた。当初は同じ単語がしつこいくらいの高頻度で表示され、和訳、英訳、タイピングでのスペル確認と、多方面から学習させられる。
何日も続けていると、基本的に、過去に間違えた単語は繰り返し表示され続け、必ず正解できる単語はフェードアウトして新しい単語と置き換わっていくのがわかる。何をどんな順番で学ぶかに一切悩まず、指示に従い続ければいいという状況はかなり気楽。学習の敷居がぐっと下がったように思えた。
使用する“単語帳”も、旅行会話や偉人の演説など多様なテーマから選べる。ユーザーが独自に単語帳を作って共有することもできる。「辞書で検索した単語をワンタッチで“単語帳”に登録できる仕組みも準備中」(運営会社のセレゴ・ジャパン)だという。











