PMA2010の会場となったカリフォルニア州のアナハイムコンベンションセンター。例年ならば各カメラメーカーの看板やのぼりが多数掲げられているが、アナハイムは景観に厳しい地区であることから、派手な装飾はほとんど見受けられない(画像クリックで拡大)

 PMA2010の開幕直前に開催されたプレス向けイベントで、ソニーがミラーレスデジタル一眼の新製品を電撃的に発表した。これがPMAで最初の新製品発表だと思われがちだが、実は開幕前日にプレス向けの小規模なイベント「Sneak Peek」が開催され、大小のメーカーからユニークな新製品が多数お目見えした。

 「事前にちょこっと」といった意味合いのSneak Peekだが、意外な注目アイテムが紛れ込んでいることが多い。どのような新製品が発表されたのかをチェックしていきたい。

Sneak Peekの会場内。どのメーカーも小さなテーブルに商品を展示しており、来場者は実物を手にしながら出展者と会話できる(画像クリックで拡大)

カメラバッグで有名なTamracが展示していたアイデア賞ものの三脚。カメラが装着されていることから一般的な三脚のようだが、細長いポールをゴムで単純に束ねているだけのようにも見える(画像クリックで拡大)

束ねているゴムを解いて手を離すと、パタンパタンという音を立てながら、おのおのの棒が勝手につながって3本の脚に変形! これを広げれば、あっという間に胸の高さくらいの三脚に早変わりする仕掛けだ(画像クリックで拡大)

かなり細い脚なので、重さのある一眼レフカメラでのスローシャッター撮影は難しい。だが、コンパクトデジカメでのちょっとした記念撮影などに重宝すること間違いなし。「ZipShot」という商品名で、米国では60ドル(約5500円)前後で発売する予定だという。ミニ三脚は高さが足りない、と感じていた人には特にお薦めだ(画像クリックで拡大)

どのような構造になっているのか不思議に感じるが、実物をよく見れば仕掛けは意外と単純だ。細いポールの内部は空洞になっており、強力なゴム紐が張力を持って内蔵されている。手を離すとゴムの収縮の力で各ポールが自動的にジョイントされ、ポールが一直線になる仕掛けだ(画像クリックで拡大)