待望の低価格モデル「オリンパス・ペン E-PL1」。ベストセラー機「E-P1」との違いを実機で検証していこう(画像クリックで拡大)

 オリンパスイメージングがマイクロフォーサーズ第3弾として2010年3月5日に発売するのが「オリンパス・ペン ライト E-PL1」だ。2009年に登場して大きな話題となった「オリンパス・ペン E-P1」の基本的な機能はそのままに、さらなる低価格化と使いやすさの向上を図ったのが特徴だ。

 気になるのは「E-P1と比べてどういった部分が変わったのか」という点だろう。発売を前に実機が編集部に届いたので、実機写真とともにE-PL1とE-P1の違いを中心にチェックしよう。


本体はE-P1よりも軽量化、ほどよい大きさのグリップも魅力

 E-P1は、金属外装による質感とデザインの高さが評価された。だが、金属製パーツの多用で見た目の割に重量があり、重さを敬遠するユーザーが少なからずいたのも事実だ。E-PL1は、前面パネルをアルミ製として質感を高めたものの、背面や側面はプラスチック製パーツを用いて軽量化を図った。

 デザイン面での大きな変化が、盛り上がりの大きなグリップが設けられたことだ。E-P1のグリップはフラットな造形で、あくまで滑り止めぐらいの役目しか果たしていなかった。だが、E-PL1のグリップは指先がうまく引っかかる隆起があり、確実に持ちやすくなった。

本体は従来よりも幅が狭くなり、高さが若干増した。前面パネルはアルミ製で、E-P1と同じく横に走る2本のラインを境に表面処理を変えている(画像クリックで拡大)

大きく変わったのが背面。2種類あった回転式ダイヤルを廃止し、コンパクトデジカメと似たシンプルな操作系に変えた。右手の親指が当たる部分には、モードダイヤルに関係なく動画撮影が始められる動画ボタンを配置した。ホットシューの下には専用端子を搭載し、E-P2用の電子ビューファインダーやマイクアダプターなどが接続できる(画像クリックで拡大)

E-PL1(左)とE-P1(右)を比較。ワイド&ローのE-P1と比べると、E-PL1はオーソドックスなデザインになった。グリップの形状が大きく異なるのと、E-PL1が内蔵ストロボを搭載したのが大きな違いだ(画像クリックで拡大)

背面は、液晶モニターのサイズが若干小型化されたのと、ボタンの形状や配置に手が加えられたのが違いだ。E-PL1の左上にあるのはストロボポップアップ用のレバーで、自動ポップアップ機能は持たない(画像クリックで拡大)

上から見たところ。独特なラインを描くE-P1に対し、E-PL1はオーソドックスな箱形デザインになった。E-P1はモードダイヤルが露出する部分などに遊び心があったが、E-PL1はちょっと面白味に欠ける印象だ(画像クリックで拡大)