バンクーバー冬季五輪がいよいよ始まる。2010年12日から28日(現地時間)まで17日間でわたって開催される4年に一度の冬の祭典に心躍らせている人も少なくないだろう。
浅田真央、安藤美姫らが出場し、日本勢連覇が期待される女子フィギュアスケート。上村愛子が4度目の五輪で初のメダル獲得を目指す、女子フリースタイルスキー・モーグル。ほかにも世界タイ記録の6度目の出場となる葛西紀明と4度目の出場となる岡部孝信がけん引する“日本のお家芸”スキージャンプも注目。5度目の出場となる岡崎朋美、15歳の新星・高木美帆が出場する女子スピードスケート、94年リレハンメル五輪以来3大会ぶりの金メダルを狙える位置にいるノルディック複合団体など、見どころは目白押しだ。
とはいえ、バンクーバーの日本との時差はマイナス17時間。現地での競技開始時間は、日本時間で換算すると午前2時からというものが大半を占める。こんなときこそインターネットをうまく使いながら自分なりの五輪ライフをつくってみてはどうだろうか。
放送局系では民放132社による「gorin.jp」とNHKの「バンクーバーオリンピック」が北京五輪に引き続き、新たな企画やコンテンツの充実をはかりながら動画を配信する。
「gorin.jp」は大会期間中に合計400本の配信を予定している。北京五輪の配信数が384本でなおかつ夏季に比べて冬季の競技数が少ないことを考えればその充実度の高さがうかがえる。運営するプレゼントキャストの須賀久彌社長は「北京五輪では競技別ハイライトのみでしたが、今回はそれに加えて原則的に全日本人選手の選手別ハイライトと外国人選手も含めたメダリスト、入賞者の試合模様を配信します」と話す。他にも放送でのカット部分も含めた選手インタビューや外国人選手・チーム同士の試合などについても「使える映像はできる限り配信していきます」とのことだ。
選手個人にフォーカスした動画が加えられるバンクーバー五輪では、競技別動画だけだった北京五輪に比べ、競技をより多角的に楽しめるようになる。競技への興味がわいたところで、時間があるときにゆっくりと、また繰り返して世界一流のパフォーマンスを堪能するといった楽しみ方もできるだろう。これらすべての映像はPCサイトだけでなく携帯でも閲覧可能となっている。
もちろん、放送をより楽しんでもらうための工夫もある。見どころを紹介した映像やtwitterによる放送開始のお知らせがそれだ。見どころ映像はすでに配信されているが、各局がそれぞれの特長を打ち出す映像の結集はそれだけで華やか。スポーツ観戦の醍醐味はなんといってもライブ観戦だが、オンデマンドとうまく組み合わせることによって、これまでにはない充実した五輪ライフが送れるようになる。











