日本ヒューレット・パッカードは2010年1月21日、2010年春モデルを発表した。インテルが1月8日に発表した最新CPU「Core i」シリーズ(関連記事)を採用して、処理性能を引き上げた。デスクトップ5シリーズ、ノートパソコン6シリーズを順次発売する。新モデルとして、高性能なデスクトップ「HP Pavilion Desktop PC HPE」を追加した。インテルの一般消費者向けCPUとしては最高クラスのCore i7-900番台を搭載し、最大24GBまでメモリーを積めるなど性能にとことんこだわった。

デスクトップは新シリーズを追加

「HP Pavilion Desktop PC HPE」シリーズ。最上位モデルの位置付けだ。本体前面に赤色の枠を付けてほかのモデルと差別化している。店頭モデルの価格は25万円前後の見込み。直販モデルは10万円前後から(画像クリックで拡大)

 デスクトップには、新機種として最上位シリーズに位置付ける「HP Pavilion Desktop PC HPE」シリーズを追加した。インテルのCore i7-900番台専用機で、性能にとことんこだわったのが特徴だ。メモリーやHDD容量をカスタマイズできる直販モデルでは、メモリーは最大24GB、HDDは最大4TBまで搭載できる。グラフィックスカードはNVIDIAのGeForce GTX260など5種類から選択できる。店頭モデルは、Core i7-920(2.66GHz)、GeForce GTX260、12GBのメモリー、1.5TBのHDDを備える。予想実売価格は20万円前後。「タワーオブアイオン」「ファイナルファンタジーXI」推奨認定パソコンで、性能にこだわるゲームユーザーに売り込む。

 ミニタワー型の「HP Pavilion Desktop PC e9000」シリーズ、「同 p6000」シリーズ、スリムタワー型の「HP Pavilion Desktop PC s5000」シリーズは、CPUやグラフィックスなどを強化。直販モデルはオプションで、32ビットと64ビットのリカバリーメディアが購入時に選択できる「ダブルリカバリメディア」サービスを追加した。再セットアップ時で32ビット、64ビットのどちらかに変更できる。

 一体型は、フルハイビジョン解像度の23型ワイド液晶を備える「HP TouchSmart 600PC」を強化した。店頭モデルは、クアッドコアCPUのCore i7-720QM(1.60GHz)を搭載し、予想実売価格25万円前後。HDMI入力とコンポジット入力端子を新たに搭載し、家庭用ゲーム機などとの接続を可能にした。直販モデルはCore i3-330M(2.13GHz)を備えた機種などを13万円前後で販売する。

ミニタワー型の「HP Pavilion Desktop PC e9000」シリーズ。直販モデルの価格は5万5000円前後から、店頭モデルは17万円前後の見込み(画像クリックで拡大)

ミニタワー型の「HP Pavilion Desktop PC p6000」シリーズ。直販モデルの価格は春モデルと変わらず2万9820円から。店頭モデルはスペックの異なる3機種を用意。最廉価モデルの価格は6万円前後の見込み(画像クリックで拡大)

スリムタワー型の「HP Pavilion Desktop PC s5000」シリーズ。直販モデルの価格は3万9900円から。店頭モデルは4機種あり、最廉価モデルの価格は10万円前後の見込み(画像クリックで拡大)

23型ワイド液晶を備える一体型の「HP TouchSmart 600PC」。Core i7-720QM(1.60GHz)を搭載したモデルの価格は25万円前後の見込み(画像クリックで拡大)