新型フーガ 370GT Type S(画像クリックで拡大)

 前編に引き続き、日産「フーガ」の試乗レポートを報告する。最初に試乗した、3.7Lエンジン搭載のスポーティーグレード「370GT Type S」の続きから。

 一般道オンリーの試乗だったので、エンジンのキャラクターについてはあまり多くを語れないが、回転上昇のスムーズさは特筆レベルだ。同じエンジンを搭載するフェアレディZでもそうだったが、車重が200kgも重いフーガでも、そのトルク感は好印象。7速ATの変速も相変わらずキレがいい。

ドライブモードセレクターのダイヤルはシフトセレクター後方。モードはノーマル(●)とSPORT、ECOの3種類で、雪道用にSNOWがある(画像クリックで拡大)

 パワートレイン、4WAS、コーナリングスタビリティーアシスト機能などを統合制御して走行特性を変化させる「ドライブモードセレクター」を「SPORT」モードにしていても、Zに比べると若干早めにシフトアップする傾向が見られたが、クルマのキャラクターからすればそれで正解だろう。完全に任意のタイミングで変速したいなら、マニュアルモードを選択すればいい。

 2.5Lエンジン搭載の「250GT」に乗り換えて、ドライブモードセレクターを「ECO」に設定し、高速道路を目指す。ECOペダルはかなり頑固な印象だ。自分なりに燃費を意識したアクセルワークをしているつもりでも、「だめだめ、踏みすぎですよ」といわんばかりにペダルに反力を加えてくる。