アウディ ジャパンのドミニク・ベッシュ社長。背後のクルマは中型SUVの「Q5 S-line」(画像クリックで拡大)

 アウディ ジャパンは2010年1月7日、2010年事業戦略説明会を開催。同社のドミニク・ベッシュ社長は10年中に、ニューモデル7車種を日本市場に投入することを明らかにした。

 景気低迷で輸入車市場が冷え込む中、アウディ ジャパンの09年登録台数は1万6717台で、前年を1%上回り歴代2位の好記録となった。純輸入車マーケットでのシェアは、日本のアウディ史上初の約10%を達成。プレミアムセグメントのライバル、メルセデス・ベンツ及びBMWとの差を急速に縮めている。

アウディの純輸入車マーケットシェア推移(左)と、アウディ、BMW、メルセデス・ベンツの登録実績推移(右)(画像クリックで拡大)

 この好調の理由についてベッシュ社長は、09年にニューモデル9車種を投入したほか、フェアやイベントを多く開催してブランドイメージを際立たせたこと。2010年度燃費達成車を、輸入車ブランドでは最多の17モデルをラインアップし、環境に優れたクルマを提供したこと。販売店ネットワーク拡充による販売力強化、社員トレーニング強化による顧客満足度向上などを理由に挙げている。

 そして10年に投入するニューモデル7車種のうち、5車種の車名を明らかにした。先陣を切って登場するのは、来週発表の「A5スポーツバック」。ミドルクラスの2ドアクーペ「A5」をベースにした5ドアハッチバックモデルで、ドイツ本国では09年9月に発売された。

 A5スポーツバックは、クーペの流麗なスタイリングとワゴンの使い勝手を兼ね備える新カテゴリーのクルマ。ビー・エム・ダブリューが09年11月27日に発表した「BMW 5シリーズ グランツーリスモ」と同じく、ドイツのプレミアムメーカーが新しい高級車の方向性として提案するジャンルだ。

A5スポーツバック(クルマの掲載写真はドイツ本国仕様、以下同)(画像クリックで拡大)

A5スポーツバック(画像クリックで拡大)