多くの新機能を盛り込んだマイクロソフトの最新OS「Windows 7」。Windows XPから乗り換えた人は劇的に変わったツールバーやフォルダーに戸惑うかもしれない。普段、Windows 7を使う上で知っておくと便利な機能や設定方法のテクニックを紹介していこう。

 今回はWindows 7のセキュリティーに関するテクニックを紹介する。パスワードの設定方法や、子供が使うパソコンの設定方法など忘れずにやっておきたいテクニックだ。もちろん、ウイルス対策ソフトと併用してパソコンを安全に利用しよう。

(文/湯浅英夫)

086 「ユーザーアカウント制御」のレベルを変える

 「ユーザーアカウント制御」(UAC)は、システムに重大な影響のある操作をしようとすると、ダイアログを表示して実行の許可を求める機能だ。不正なプログラムの実行を防ぐ役割がある。親切な機能だが、パソコンの初期設定時や多くのソフトをインストールする際には頻繁にダイアログが表示されて煩わしい。

 Windows 7では制御のレベルが変更できる。コントロールパネルで「システムとセキュリティー」→「ユーザーアカウント制御設定の変更」を選び、表示される画面で4段階の中から設定する。初期状態は上から2番目に設定されている。通常利用時は2番目の高さに設定しておき、設定変更や複数のソフトのインストール作業時にレベルを下げるなど使い分けよう。一番高く設定すると一世代前のWindows Vistaのユーザーアカウント制御と同レベルになる。子供が使うパソコンなどは一番高く設定しておくとよいだろう。

スタートメニューからコントロールパネルを開き、「システムとセキュリティー」をクリックする(画像クリックで拡大)

「ユーザーアカウント制御設定の変更」をクリックする(画像クリックで拡大)

4段階の中からレベルを設定する。初期状態は上から2番目。一番上にするとWindows Vistaと同じレベルになり、頻繁にダイアログが表示されるようになる(画像クリックで拡大)