年末といえば「日経トレンディ」をはじめ、多くのメディアがその年のヒット商品ランキングを発表する。ところで、中国では2009年にいったいどんな商品がヒットしたのだろうか? そうした素朴な疑問に、連載「山谷剛史のニーハオ!デジモノ」でお馴染みの、中国在住ライター山谷剛史氏が答えてくれた。中国通の“独自の視点”で、今年話題となった商品をピックアップ!

 2009年も終わりに近づいてきているということで、日経トレンディではお馴染みの「ヒット商品ベスト30」にならって(?)、多少強引ではあるが、筆者なりの視点で中国のヒット商品ベスト10を選んでみた。

 「格差社会化した」と言われる日本だが、中国はそれどころでないほどの超格差社会。大都市が点在する中国では、日本のように「東京一極集中」「流行発信基地東京」というわけにもいかず、各地域の各階層ごとに話題の商品が異なるため、なかなか日本のようなまとまった流行が発生しない。

 そんな流行がない混沌(こんとん)とした消費市場の中でも、中国全土で「これは今年一気に普及した!」というものがいくつかある。そうした人気商品について紹介していこう。

 まず、筆者が選んだ「2009年中国ヒット商品ベスト10」のランキングは以下の通りだ。

2009年中国ヒット商品ベスト10
1位 電動自転車
2位 農園系オンラインゲーム
3位 汽車下郷(車)
4位 喜羊羊与灰太狼(アニメ)
5位 液晶テレビ
6位 第三世代携帯電話(3G)
7位 電球型蛍光灯
8位 マジックブーム
9位 中国建国60周年
10位 磁気ネックレス
次点 セキュリティーハッキング
機能付き無線LAN