今年11月、漫画やアニメの作り手たちが多く住む東京の吉祥寺に漫画をテーマにしたカフェ『CAFE ZENON』がオープンした。プロデュースするのは「週刊コミックバンチ」の編集を手がけるコアミックスと、『北斗の拳』などの映画作品を製作したノース・スターズ・ピクチャーズだ。『CAFE ZENON』は、秋葉原的なテイストとは一線を画すスタイリッシュな作りが特徴だ(関連記事)。

 また、『CAFE ZENON』の立ち上げと時期を同じくして、携帯電話でコミックバンチに連載中のすべての作品が月額525円で読める『モバイルバンチ』も11月にスタート。連載中の雑誌が丸ごと読めるモバイルメディアは業界初の試みという。そんな一連の戦略をコアミックス社長・堀江信彦氏に聞いた。

堀江信彦(ほりえ のぶひこ)
週刊少年ジャンプ元編集長(93〜96年)。少年ジャンプ編集長時代は前人未到の発行部数653万部を記録した。00年に集英社を退社後、コアミックスを立ち上げ、01年には週刊コミックバンチを創刊。初代編集長に就任した。その後も漫画の編集・原作はもとより、絵本の原作など、さまざまな分野で活躍している。