2010年に登場する製品・サービスで何がヒットするのか。ヒットを生み出すキーワードを徹底検証した結果、導き出した2010年のヒット商品はこれだ!

 ※この記事は日経トレンディ12月号(11月4日発売)「2010年ヒット予測ランキング」の一部を転載したものです。情報は基本的に発売時点のものとなります。

念じて遊べるゲームや玩具が登場し、大手も参入へ
教育や健康などにも応用され、脳波が脚光を浴びる

 頭で念じて遊ぶ──。脳波を利用したゲームや玩具の開発が急ピッチで進められている。医療など特定の専門分野に限られていた脳波の測定が一般化し、活用した製品が脚光を浴びそうだ。

 先行して登場するのは、米ベンチャー企業のニューロスカイが09年10月に発売した脳波測定ヘッドセット「MindSet」に対応するゲームだ。

 このヘッドセットは、額に当てて使う小型の脳波センサーを搭載。計測した脳波データはパソコンに送信され、リラックス度と集中度を判定できる。これまでは数十万円以上した脳波センサーを、測定方法を単純化し、機能を限定することで大幅に安くした。とはいえゲーム用途には十分だ。例えば、集中すると敵を攻撃し、リラックスすると体力が回復するアクションゲームといった斬新なゲームを体験できる。

 対応ゲームの開発には、スクウェア・エニックスなどの大手も参入している。完成したゲームは09年12月以降、ネットで順次提供されていく。今後は「iPhoneなどの携帯端末、Wiiなどのゲーム機への対応も進めたい」(ニューロスカイ)という。

低価格脳波センサーが登場

脳のリラックス度と集中度を手軽に測定可能

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 米ニューロスカイは、従来の製品よりも大幅に安い脳波センサーを開発。脳のリラックス度と集中度をパソコンで分析できる脳波センサー搭載ヘッドセットMindSetを2万4780円で発売した。

脳波がビジュアル化して表示される(画像クリックで拡大)

額に当てる小型センサー(画像クリックで拡大)