Windows 7の発売から1カ月が過ぎた。購入者の約7割が満足しているという調査結果もあり、ユーザーからの評価はなかなか好調のようだ。これまでの記事でも紹介してきたように、1世代前のWindows Vistaに比べてWindows 7の動作はずっと軽い。アップグレードインストールも可能なので、Vistaユーザーは素直に乗り換えた方が良いだろう。2世代前のWindows XPからの乗り換えは悩ましいところだ。

 これまでのいくつかの記事でお伝えしたように、メモリーが1GBのパソコンだと、Windows 7よりWindows XPの方が動作は軽快だ。しかし、メモリーが2GB以上だとほぼ差は感じなくなる。

 今回は、現在発売中のパソコンに近い、デュアルコアCPUと4GBのメモリーを搭載したパソコンにWindows 7とWindows XPをインストールして、どちらが快適に利用できるか検証してみた。

メモリー消費量はXPの方が少ない

 今回、テストに利用したパソコンのスペックは次の通り。

CPU:Pentium Dual-Core E6300(2.80GHz)
メモリー:4GB(DDR2-800)
HDD:160GB(SATA接続)
OS:Windows 7 Home Premium(32ビット)
  Windows XP Professional(32ビット)

 まず、起動してしばらく放置した後の、タスクマネージャーを比較してみよう。

 プロセス数とは動作しているプログラムの数。全体的にWindows 7の方が動作しているプロセス数が多い。アプリケーションを何も利用していない状態でのメモリー消費量は、Windows XPより400MB近く多い。

 メモリー搭載量を2GBや1GBに減らすとメモリー消費量はいくらか減少するが、それでもWindows 7の方が多かった。Windows Vistaに比べると少ないとはいえ、Windows XPに比べると多くのメモリーを必要とするOSと言える。Windows 7を使うなら、やはり2GB以上のメモリーを搭載した方が良い。メモリー搭載量が1GB程度のネットブックなどでは、Windows XPの方がメモリーの空きが多く、動作が重くなりにくいと言える。

Windows 7のタスクマネージャー。プロセス数は34、メモリーの消費量は500~600MB程度(画像クリックで拡大)

Windows XPのタスクマネージャー。プロセス数は23、メモリーの消費量は160~200MB程度(画像クリックで拡大)