ニコンのプロ向けデジタル一眼レフカメラ「D3S」(実売価格は59万8000円前後)がカメラファンの間で大きな注目を集めている。ISO12800の超高感度を常用感度にし、最高でISO102400というこれまでにない超高感度撮影を可能にしたからだ。大きなフルサイズCMOSセンサーを搭載しながら画素数を1210万画素に抑えることで、高感度画質を徹底的に追求した。
11月27日の発売を前に、実機を借りることができたので、注目の超高感度画質をいち早く紹介したい。いずれも、三脚は使わずに手持ちで撮影した。撮影に使用したのは、標準ズームレンズ「AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED」(実売価格は19万8000円前後)と望遠ズームレンズ「AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6G(IF)」(実売価格は6万5800円前後)の2本だ。
これが「ISO10万」の実力だ!
まずは、最高感度となるISO HI 3(ISO102400相当)で撮影した写真を見てほしい。高感度ノイズは拍子抜けするほど少ないうえ、ノイズ軽減処理で塗り絵のようになることもなかった。撮像素子や画像処理エンジンの性能の高さ、巧みな画像処理が実感できた。

















