プロ向けデジタル一眼「EOS-1D」シリーズの新製品「EOS-1D MarkIV」が登場! フルHDの動画撮影機能を盛り込み、高感度撮影機能を向上させた(画像クリックで拡大)

 キヤノンは2009年10月20日、デジタル一眼レフカメラの新製品「EOS-1D MarkIV」を発表した。2007年5月に登場したプロ向けモデル「EOS-1D MarkIII」の後継モデルという位置付けだ。

 新開発のAPS-H型CMOSセンサーと画像処理エンジン「DIGIC IV」を2基搭載して、感度拡張時にISO50〜102400と幅広い感度での撮影を可能にした。ISO10万超の超高感度撮影への対応は、先日発表されたニコンの「D3S」に並ぶ。ストロボを使用して撮影できないスポーツ競技や自然の動物などを撮影するプロフェッショナルユーザーの需要を見込む。

 発売は12月下旬の予定で、予想実売価格は56万8000円前後の見込み。おもな特徴は以下の通り。

▼キヤノン「EOS-1D MarkIV」のおもな特徴

・新開発のAPS-H型CMOSセンサーを採用、画素数は有効1610万画素に向上
・標準でISO12800まで、感度拡張時は最高ISO102400の超高感度撮影が可能に
・AFセンサーを改良。クロスセンサーを増強しつつ、動体に対する追従性をアップ
・液晶モニターを92万ドットの高精細タイプに変更。コーティングの変更で、明るい場所での視認性も向上
・フルHD対応の動画撮影機能を新たに搭載
・ISO感度設定にISOオートを新設。変動幅の上限値と下限値が任意に設定可能

■おもなプロ向けデジタル一眼レフカメラの比較
キヤノン
EOS-1D MarkIII
キヤノン
EOS-1D MarkIV
ニコン
D3S
撮像素子 APS-H型CMOS
有効1010万画素
APS-H型CMOS
有効1610万画素
フルサイズCMOS
有効1210万画素
実撮影画角 レンズ表記の焦点距離の
約1.3倍
レンズ表記の焦点距離の
約1.3倍
レンズ表記の焦点距離と
同じ
記録解像度 3888×2592ドット 4896×3264ドット 4256×2832ドット
手ぶれ補正機構 なし(ISレンズで対応) なし(ISレンズで対応) なし(VRレンズで対応)
液晶モニター 3型(23万ドット)、
固定式
3型(92万ドット)、
固定式
3型(92万ドット)、
固定式
ファインダー 視野率100%
倍率0.76倍
視野率100%
倍率0.76倍
視野率100%
倍率0.7倍
AF測距点 45点
(うちクロス19点)
45点
(うちクロス39点)
51点
(うちクロス15点)
ISO感度 ISO100〜3200、
拡張時は
ISO50〜6400
ISO100〜12800、
拡張時は
ISO50〜102400
(ISOオート設定あり)
ISO200〜12800、
拡張時は
ISO100〜102400
内蔵ストロボ なし なし なし
記録メディア コンパクトフラッシュ+
SDメモリーカード
コンパクトフラッシュ+
SDメモリーカード
コンパクトフラッシュ×2
動画撮影機能 なし MPEG-4 AVC/H.264形式
(1920×1080、
30p/25p/24p)
MotionJPEG形式
(1280×720、24fps)
外形寸法、重量
(W×H×D)
156×156.6×79.9mm
1155g(本体のみ)
156×156.6×79.9mm
1180g(本体のみ)
159.5×157×87.5mm
1220g(本体のみ)
発売日 2007年5月31日 2009年12月下旬 2009年11月27日
ボディー単体の
実売価格
44万8000円 56万8000円 59万8000円
最新価格
(ボディー単体)